
どうも、shinyです。
今回は靴ではなく、「メーカー営業」について書いていこうと思います。
自己紹介させていただくと、私はとあるメーカーで15年間営業として働いています。メーカー営業として、良いも悪いも3周くらいは体験しているのでその経験を元に色々書いて行きます!
- メーカー営業ってどんな職業?
- 向いている人、向いていない人は?
- 飲み会は?ノルマは?
これからメーカー営業とは?を調べる方向けの記事になるので、これから就活でメーカー営業を考えている、転職でメーカー営業を考えている、そんなあなたに有益な記事になっています。
目次
【押し売り皆無】メーカー営業の仕事ってこんな感じ。
営業と聞いてまずは何を思い浮かべますか?
物を売りつける?ひたすら頭を下げてお願いする?製品に性能を誇張して物を売る?(就活の時に私が勝手に描いていた「営業」のイメージです。)とりあえず、全部違います。
結論だけいうとメーカー営業とは…「ユーザーに合った自社製品を提案する。」これだけです。もちろん他社との競合で、価格、性能、納期での競争はありますが、基本はコレです。
提案する相手は?
提案するユーザーは自社の製品を使う「メーカー」もしくは販売する「商社」です。
例えば…AppleのiPhone。
まずはiPhoneはどこで作られているか?筐体にはこう書かれています。「Designed by Apple in California Assembled in China」和訳するとデザインはカリフォルニアのアップルで、組み立ては中国で行いました。ということになります。でももっと細かくみていくと…ディスプレイの製造元は?CPUは?メモリーは?更に細かくすると、ディスプレイの製造装置は?CPUの製造装置は?とどんどん裾野が広がります。
日本の部品結構使ってますよ↓

ディスプレイを売るシャープの営業もAppleではなく、iPhoneを作るメーカー(フォックスコン)に営業を掛けます。そしてシャープにはディスプレイを製造する装置に使う部品のメーカーが営業を掛けます。そしてそのメーカーにも・・・という感じに一つの製品が完成するためには多くのメーカーが何かしらの形で関わっています。
その部品一つ一つ、完成品が出来るまで一つ一つで自社部品の提案、販売が繰り返されています。
直接メーカーに提案するパターン、大手商社に提案するパターンなどはあれど、営業は青字の「提案」をして「依頼」=「注文」をもらうのが仕事です。
ひどい扱いはされない?
メーカー営業の営業先は、メーカーまたは商社の「BtoB」の関係になるので、お互い自身の会社の看板を背負いながらの話になります。またメーカー営業はすでにお客様が長年自社商品を採用してくれている場合も多く、製品の事を営業よりもよく知っている方が愛着を持ってくれている場合もあります。
したがって、メーカー営業は製品が良ければ営業がショボくても無下にされる事が少ないのが特徴です。
*BtoB=(Business to Business)法人対法人の意味です。
メーカー営業に向く人、向かない人
15年もこの道にいると一言、二言でその人が営業に向いているか向いていないかがだんだん分かるようになってきます。下記まとめてみました。
【向いている人】
- 結構心配性
- 向上心がある
- 怒られると結構響く
- ある程度のグレーゾーンを許容できる
【向いていない人】
- ノリだけは負けない
- 自信家
- 人と話す事が極端に苦手
- 白黒ハッキリしたいゼブラーマン
意外かもしれませんが、新入社員研修でハキハキして一番ノリのいい奴は3年持ちません。逆に最初の評価は普通でもしっかりと日々の積み重ねが出来るのであれば十分にメーカー営業は務まります!
営業が出来るか心配しているあなた!合格です!

上記の通りですが、メーカー営業が出来るか不安でこの記事を発見してくれたのであればもう合格かと思います。(営業は事前準備で9割が決まります。)
よく受ける質問
営業とは違う社外の方からよく頂く質問をまとめました。
厳しいノルマは?
メーカー営業は基本、ドラマのような厳しいノルマはないです。これは会社にもよりますが、シェアが高くてナンバーワンの会社は意外にノルマが厳しい話はたまに聞きますね。
体育会系の飲み会は?
これもあまり聞きません。商社の営業マンの場合は大いにあると思いますが、メーカー営業ではあまり無いですね。ちなみに私が働く会社の営業所の年間の飲み会数は5回以下です。年間ですよ。
体育会系の上司は?
ないですね。今入社すると上司は30代前半〜中盤だと思います。周りにもいないですし、取引先にもいないですね。業界の差ですかね?
【まとめ】結局メーカー営業はおすすめの職業なの?
おすすめ出来ます!理由を下記に記載してみました。
- 最強に潰しが効く
- SNS営業が流行っている今、リアル営業マンは必ず脚光を浴びる日が来る。
- 人として成長することが出来る。
特に「最強に潰しが効く」は覚えておいてください。販売する物は変わっても販売するシステムと流れを作る技術は何にでも応用可能です。物は変わっても根底の技術は変わりません。転職だけではなく、インターネットで物を販売したり、アフィリエイトを初める時などには必ず役に立つ技術となります。
迷っているのであれば是非飛び込んでみてください!

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