
どうも、shiny(シニー)です。
現代において高級時計=機械式時計が当然になっていますが、クォーツが初めて発売された1970〜80年初頭まではクォーツの方が正確で最先端!高級!という時代がありました。
今回購入したのはそんなクォーツ式時計全盛期、当時のセイコーの最高峰時計になります。
クォーツを世に送り出したセイコーなだけあって力の入れ具合が半端ないです。
古い時計、オールドクォーツに興味のある方は是非読んでみて下さい。
機械式とは違った良さを体験する事ができます。
- セイコースーペリアに興味がある方
- オールドクォーツに興味のある方
- 古い時計をキレイにしたい方
購入したセイコー スーペリアはこちら!
購入したのは4883-8001というモデルになります。

- メーカー:セイコー
- モデル名:4883-8001
- サイズ:37mm(リューズ含まず)
- 製造年月日:1976年5月
- 当時の精度:月差±1秒
50年前の時計とは思えない程文字盤はキレイでした。
ベルトサイズがフリーなのが何気に助かります。
購入後2週間程度時間を測定しましたが、おおよそ月差1秒以内でした。
50年前と同じ精度はかなりすごいですね。
やられました…
今回はヤフオクで購入したのですが、リューズが少し潰れていました。
見落としていました…

まぁオークションなのでこんなもんでしょう。
オールドクォーツの奥深き世界
冒頭にも少し書きましたが、1970〜80年初頭はクォーツ最盛期でした。
特に1970年初頭はセイコーがクォーツを発表し、販売を始めたことで機械式時計が一気に衰退します。
*クォーツショックというやつです。
今なら100均でも買える時計ですが…最新技術だったクォーツは当時、かなり高級品でした。
その最新技術を高級品として売り出すために、当時のクォーツ式は外装にとにかくお金がかかっています。
正直、今のクォーツ式では考えられない豪華さです。
おそらく今後、クォーツ時計がこれだけ豪華な仕様で販売される事は無いと思います。
オールドクォーツのアジの一つですね。
「スーペリア」の歴史
「Superior=より優れている」という意味ですが、セイコーは好んでこのスーペリアを使っています。過去にはキングセイコーのクロノメーターにも使われていました。
1970年代においては、スーペリアを頂点にグランドクォーツ、キングクォーツの順でラインナップがされいてたようです。
48スペーリアの当時の販売価格が18万円。グランドクォーツの価格が8万円。当時の大卒初任給が8〜9万円なので当時は中々気軽に買う事のできなかった時計である事が分かります。
中古のセイコースーペリア 4883-8001をキレイにする
実際に購入した時計をそのまま使う事も出来ますが…汚れが気になるので、この際素人が出来る範囲内でしっかりキレイにしていきたいと思います。
多分、50年の汚れ…
途中オーバーホールをしていないのか…ベルトを外して分解してみるとかなり汚れが目立ちました。


アルカリ電解水を使って汚れを浮かす
細かい箇所に溜まった汚れはアルカリ電解水を使うと汚れを浮かす事が出来ます。

布の上に時計を置いてアルカリ電解水をスプレーするだけ。
しっかりした防水機能があるなら時計本体にかけてもOKです。
スプレーをして少し放置するとこの通り!

引く位汚れが落ちました。
ガラスコーティング
汚れをしっかり落としたらガラスコーティングを施していきます。
使用しているのはクリスタルガード・クロノアーマーというコーティング剤です。
クリスタルガードをよく振ってから、布にプッシュしたら時計に塗布していきます。

全体に塗布したら、乾拭きをして完成です。
ちなみにコーティング剤といえど劇的にキレイになるわけではありません。
予防程度に…と考えた方がいいです。
出来る限りバネ棒は替えましょう
今回外したバネ棒が曲っていたので新品を購入しました。
バネ棒はラグ幅だけでは無く、径も種類があるので注意が必要です。
ちなみに4883-8001はラグ幅18mm、バネ棒の径φ1.8mmです。
完成
少し時間がかかりましたが、これで全ての作業が完了しました。


やはり外装はかなり豪華ですね。
1秒ごとにバーインデックスが植字されていて、5分ごとのインデックスにはオニキスが使われています。
文字盤は光の反射を防ぐギョーシェ仕上げ、ケースはザラツ研磨仕上げ…60年経った今でもこの輝きは素晴らしいです。
クォーツって壊れたら修理可能?
クォーツを購入する時の心配事としては回路の故障が挙げられると思います。
正直、機械式の時計と違って部品が無いと復活は難しいですね。
これに関しては、色々修理が出来る業者もありそうなのでこれから検討していきたいと思います。
*一部情報では、現在でも一定条件(故障時の復旧不可など)セイコーでのオーバーホールが可能とか!?
これからのどうなる?オールドクォーツの世界
スーペリアは少しづつ値段が上がっているように思います。
今後はグランドクォーツ、キングクォーツの価格も上がるのではないでしょうか。
またこのスーペリアの少し後になりますが、「ツインクォーツ」という技術を搭載した時計も販売されます。
ツインクォーツを搭載した、スーペリア、グランドクォーツ、キングクォーツは今後再評価されると思います。
まだ他にも、「タイプⅡ」、「アシエ」や「シャリオ」などオールドクォーツには色々なシリーズもありますので、気になる方は是非検索してみてください。
まとめ
今回はセイコースーペリア 4883-8001という古時計を購入したので紹介させていただきました。
購入した感想としては、デザイン・外装の豪華さなど昭和の香り漂う感じがかなり好みです。
細かい箇所の出来が素晴らしいです。
機械式が至高と考えられている現代においては今後発売される事のない「豪華なクォーツ」。
是非体験してみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。