どうも、shiny(シニー)です。
今回は初めてライニングの修理をしてみたので記録も兼ねて記事にさせて頂きました。
自分の靴は毎日見ているので変化に気づきにくいのですが、改めて見るとかなり削れてる…。
こんなパターンが多いかと思います。
是非この機会にご自身の靴のライニング部分を確認してみてください。
- ライニング(腰裏)の修理を考えている方!
- ライニング(腰裏)の修理のビフォーアフターを確認してみたい方!
- 修理のタイミングを知りたい方!
ライニング修理前と修理後
それでは、修理前と修理後の比較です。
修理前↓
修理後↓
修理前の状態は、かなりヤバイですね。
芯まで割れてしまっています。
ここまでくると…修理はできますが手遅れです。
割れてしまっている部分は腰裏の芯ですが、この部分が破れてしまう前(一枚目の革が破れたあたり)に修理に出すのがベストです。
ここまで破れると、別の部分の縫い付け等が発生するので修理費用がかさみますし、カカト部分の形状の維持が難しくなります。
早めに修理をする事でトータルの修理金額が安くなる良い例ですね。
この記事を読んで下さっている方は早めの修理をするようにしてください。
革ライニングの手入れ
実は革のライニングは手入れをすることによって少し削れを抑制する事ができます。
月に1回程度、革靴の手入れをする時で問題ないので是非行ってみてください。
【その1】しっかり絞った布で拭く
しっかり絞った布でライニングを拭きます。
【その2】デリケートクリームで保革する
次にデリケートクリームでライニング部分を保革します。
乳化性クリームを使ってしまうとクリームの中に含まれるロウで滑ってしまうので、デリケートクリームがおすすめです。
これだけでOK!
超簡簡単なので是非一手間加えてみてください!
ライニングの寿命は靴のサイズ感によって寿命が変わる話
ライニング(腰裏)は靴のサイズ感によって削れ具合が異なります。
具体的には、歩く時カカトが浮いている場合(サイズが大きめの場合)は削れやすく、サイズ感がピッタリの場合は削れにくい方向になります。
逆にサイズが小さめの場合、ライニングの削れは抑えられますが、今度はつま先部分が削れやすくなります。
なかなか難しいですが、革靴はジャストサイズで履きましょう!
メーカーごとにサイズ感が違うのでこのジャストサイズを探すのが本当に難しいのですが…。
ちなみに今回のご紹介した靴はスコッチグレインの匠シリーズです。
サイズは25.0cmですが、私のベストサイズは24.5cmなので0.5cm大きく、ライニングが削れやすい傾向にあります。
まとめ
今回はライニング(腰裏)の修理のビフォーアフターと手入れの方法を中心に書かせて頂きました。
普段見慣れている部分だからこそ、見逃してしまいますが早めに修理しておく事で革靴の長寿命化につながります。
また、手入れをしっかりすることによって、さらなる長寿命化も可能です。
是非ご自身の革靴のライニングを確認してみてください。
最後まで読んでくださいまして誠にありがとうございました。