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革靴の丸洗いで15年分の汚れを一気に落とす!やり方と注意点!

革靴丸洗い アイキャッチ

どうも、shiny(シニー)です。

大事な革靴に塩吹きや銀浮きが…なんて経験ありますよね。

例にも漏れず、手入れを怠ってしまったがために銀浮が発生してしまいました。

細かく修正しようと思いましたが、せっかくなので15年分の溜まった汚れを一気に落とします!

工程的には少し長くなりますが、革靴の汚れを根こそぎ落とすことが出来るので気になる方は是非試してみてください!

■こんな方に読んでほしい!
  • 銀浮が発生して、丸洗いを検討している方!
  • 革靴の丸洗いの効果を知りたい方!
  • サドルソープの効果を知りたい方!

革靴の丸洗いは頻繁に行うべきでは無い!

まず、革靴の丸洗いに際して、絶対に守って頂きたいのは、丸洗いは頻繁に行うものでは無いということです。

基本的に革は水分に弱いです。

また、水分を含ませてスポンジで擦る工程になるので非常に傷が付きやすい!

手入れの中でもかなり革靴への負担が大きい手入れになるので、多くても数年に一回程度、基本はやらなくてもOKです。

今回洗う革靴に関しては、15年間一度も丸洗いしていません。

銀浮きの状態↓

革靴丸洗い 銀浮1
革靴丸洗い 銀浮2

写真では分かりづらいですが、結構ひどい状態です。

内部に塩分が溜まっている可能性が高いので今回は泣く泣く丸洗いする事にしました。

デリケートな革NG!必ずプロに任せましょう!

今回、革靴の丸洗いを実施しますが実施する前に革をしっかり確認してください。

ヌメ革やエナメル、スエード、エキゾチックレザー、コードバンは自分で洗わない方がいいです。

特にコードバン!

シミになる可能性が高いです。

革靴の状態と使用する道具紹介

今回使っていく道具はこちら!

  • 革靴:スコッチグレイン 匠シリーズ
  • 馬毛ブラシ
  • 豚毛ブラシ
  • リムーバー
  • サドルソープ(革靴丸洗い用洗剤)
  • デリケートクリーム
  • 乳化製クリーム
  • ワックス
  • 布の切れ端
  • ワックス用のネル生地

アイテムは多いですが、サドルソープ以外は通常の手入れにも使える道具なので持っていない場合は購入の検討をしてみてください。

早速洗っていく!

早速洗っていきます。

まずは丸洗いの下準備から!

靴紐を外し、シューキーパーをセット後全体を馬毛ブラシでブラッシング

革靴を外してシューキーパーをセットし、ホコリを落とすため馬毛ブラシで全体をブラッシングしていきます。

革靴丸洗い 馬毛ブラッシング
馬毛ブラシはコロニルがおすすめ! サイズ的にも丁度良く、毛量も多いので使い易いです。

リムーバーでワックスとクリームをしっかり落とす

リムーバー本体をしっかり振って、布にリムーバーを染み込ませて優しく擦っていきます。

サドルソープ(丸洗い用洗剤)では油性ワックスは中々落ちづらいのでここでしっかり落とします!

革靴丸洗い リムーバー

使用したのは、ブートブラックのツーフェイスローションというリムーバーです。

つま先のワックスもしっかり落とせるリムーバーです。

革靴丸洗い リムーバー2

このくらい光沢が無くなるようにしっかりワックスを落とせればOKです。

ぬるま湯で全体をしっかり濡らす

次に全体をぬるま湯で濡らしていきます。

染み込ませるようにしっかり濡らしましょう。

最初は抵抗感があるかもしれませんが大胆にいっちゃいましょう!

革靴丸洗い お湯濡らし

サドルソープをスポンジに取り、泡立てる

サドルソープをスポンジに取り、しっかりと泡立てます。

革靴丸洗い あわだて

スポンジは、家にある使わなくなったスポンジでOKです。

かなり優しく全体を洗う

全体を優しく擦っていきます。

かなり優しくがポイントです。

革靴丸洗い 洗い

写真は撮りませんでしたが、内側から糸くずがエグいくらい出てきました…。

15年の汚れは半端ないです。

泡残りが無いようにすすぐ

サドルソープは油分を含んだ洗剤なのである程度すすげばOKです。

すすぎが終わったらタオルでしっかり水分を拭き取っていきます。

革靴丸洗い すすぎ

新聞紙を詰め込んで乾かす

全体をタオルでしっかり拭いたら新聞紙を詰めて乾燥させます。

しっかり形を整えていきましょう。

革靴丸洗い 新聞詰め

【緊急事態!】銀浮が治りませんでした…

丸洗いしただけでは銀浮が治りませんでした…。

なかなかしぶといですね。

革靴丸洗い 銀浮き

治らなかった場合は、ティッシュを濡らして銀浮の箇所全体に掛けます。

革靴丸洗い 銀浮き修正

これでしばらく放置。

乾燥してきたらティッシュを再度濡らします。

おおよそ5時間程度少し濡れた状態をキープします。

銀浮が治ったら全体をデリケートクリームで保革

銀浮きはこの通り!

革靴丸洗い 銀浮き修正後

しっかり治りました。

全体がしっとりしている状態でデリケートクリームを全体に塗布していきます。

革靴丸洗い デリケートクリーム

内側も忘れずに保革していきます。

革靴丸洗い 内側

水分を多く含んでいる状態なので油分の多い乳化製クリームではなく、デリケートクリームを使うようにしましょう。

乳化性クリームや油性クリームを使うと浸透しすぎて革がフニャフニャになってしまいます。

デリケートクリームはブートブラックを使用しました。

かなりサラっとした感じで伸びが良く使いやすいのでオススメです。

さらに丸1日以上乾燥させる

新聞紙を取り替えつつ、丸一日以上乾燥させていきます。

私は丸3日かけて乾燥をさせました。

乳化製クリームで全体を保革

乾燥が完了したら、乳化製クリームを全体に塗布します。

革靴丸洗い 乳化性クリーム

今回は、靴の色抜けがあったので「染色」が出来るモウブレイのクリームを使用しました。

匂いも少なく使いやすいクリームです。

かなりコスパが良いです!

指が届かない箇所はペネトレイトブラシを使いましょう。

革靴丸洗い ペネトレイトブラシ

ペネトレイトブラシも定番のモウブレイがオススメです。

豚毛ブラシで全体をブラッシング

クリームを均すために全体を豚毛ブラシでブラッシングしていきます。

革靴丸洗い 豚毛ブラシ

私が愛用しているのは、超コスパ豚毛ブラシです。価格は安いですが、品質はしっかりとした優れもの。

サイズも丁度いいです。

まだ持っていない方は本当におすすめ出来るブラシなので是非試してみてください。

豚毛ブラシの仕上がりはこんな感じです。

ワックス無しでもしっかり光沢が出ます。

革靴丸洗い 乳化性仕上がり

ワックスで仕上げて完成!

ワックスで仕上げていきます。

下地にはサフィールノワールのビーズワックスポリッシュ

仕上げはサフィールノワールのミラーグロスを使用しました。

完成!

銀浮きの仕上がりはこんな感じ↓

完全に直りました!

洗剤やハンドソープで代用できる?

ボディソープや食器用洗剤など、家庭用洗剤を革靴に使うのは絶対にNGです。

泡が残ってシミになったり、油分が抜けすぎてしまったりするのでしっかりと専用洗剤を使いましょう。

油分が抜け過ぎると革が割れます。

取り替えしのつかない状態になる前に専用の洗剤を使うようにしましょう!

まとめ

今回は革靴を15年以上履いた革靴を丸洗いしてみました。

革靴の丸洗いは通常の手入れよりもかなり手間ががかかりますが、銀浮きや塩吹きが出来てしまった時の抜根的な解決策としてオススメです。

また、中古の靴を購入した時の手入れとしてオススメです。

私も中古のブーツを購入した際には必ず丸洗いしています。

手間はかかりますが圧倒的にキレイにする事が出来ますので是非試してみてください。

最後まで読んでくださいまして誠にありがとうございました!

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