どうもshiny(シニー)です。
今回は、なかなかもったいなくて履けていないエドワードグリーンのドーバーについて書いていきたいと思います。(2年ほど前にフリマアプリでGETしました。)
購入したはいいけどなかなか履く機会がなかったり今ある靴で回せてしまったり…もったいなかったり…皆さんも経験があるのでは無いでしょうか?私にとってこの靴がそれです。
貧乏性なので手入れをすると満足してしまって、なかなか履けませんでした…
せっかく買ったドーバーを定期的に履く宣言をするためにしっかり磨いていきます!
今回紹介させて頂く靴磨きの方法は革に非常に優しい方法になります。
リムーバーを使うのを躊躇している方、革への負担が気になる方は必見です。
- エドワードグリーン ドーバーがどんな靴か知りたい!
- ドーバーの磨き方を知りたい!
- 革に優しい靴磨きの方法を知りたい!
- メーカー:エドワードグリーン
- シリーズ名:ドーバー
- サイズ:6/6.5
- ラスト:D82
ドーバーにしてはなかなか珍しいラストです。「32」に比べて細めのロングノーズです。
そもそもエドワードグリーンってどんなメーカー?
1890年、エドワード・グリーン氏はノーザンプトンの小さな工場で紳士用の手作り靴を作り始めました。瞬く間に「英国でも稀代の才気煥発な靴職人」として名声を上げることになります。
出典:エドワードグリーンHP
そのような名声や名誉を得る背景には、彼の美徳を追求する信条や卓越した職人技がありました。「でき得る限りの上質を求める」という氏の明快な哲学は今日に至るまで続いています。
洗練され、履き心地が良く、頑丈。かつ軽快でスタイリッシュ。
そんな靴一つ一つは、最高級品質のカーフスキンを使い、職人による伝統的な手作業で作られます。
グッドイヤーウェルト製法の靴の最高峰としてエドワード・グリーンは着実に歴史を刻んでいます。それは万国に共通する魅力を持った、一目見ただけで見分けがつく英国の靴です。
HPの記載はかなりアッサリしていますが、エルメスの買収劇や資金難などここまでの道のりは順風満帆ではなかったみたいです。(この辺りは色々なサイトに書いてあるので、詳細はそちらにお譲りします。)
ただ、今となってはジョンロブ と並び、世界最高峰、一足20万円の靴を製造し、かつ需要がある超一流メーカーとなっているのは皆さんご存知の通りですね。
ドーバーってこんな靴!
今回磨くはエドワードグリーンの「ドーバー」というモデルになります。
一言で言うとUチップの王様的存在ですね。最近はかなり価格が高騰しており定価で20万円します。(新品を定価で買う人、尊敬します。)
価格も去ることながら、もちろん技術的にも超一流。特につま先のスキンステッチはドーバーの一番の特徴でかなり高い技術力が必要とされます。
エドワードグリーンの中でも名作と言われるドーバー。ドーバーのラストは「32」が有名ですが、実は色々なラストが販売されています。
ぶっちゃけ今買うなら「32」ラスト選びますね。やっぱり「32」はドーバーのために生まれたと言われていますし、ドーバー履くなら最初にゲットしたいラストですね。購入を検討されている方は参考にしてください。
エドワードグリーン ドーバーの磨き方!
それでは靴磨きしていきたいと思います。
ドーバーは私の靴の中でも「良い靴」扱いなので通常の手入れとは少し磨き工程が異なります。
靴紐を取る
靴紐を取ってシューツリーを装着!
馬毛ブラシでブラッシング
馬毛ブラシでホコリを落とします。
馬毛ブラシはコロニルがおすすめ! サイズ的にも丁度良く、毛量も多いので使い易いです。サフィール クリーニングローションで古いクリーム、ワックスを落とす。
サフィールクリーニングローションがポイントです!
保湿も兼ねているのでリムーバーよりも革を痛めづらいです。
ちょっと良い靴ならここは拘りたいですね。クリーニングローションの効果についてはこちらの記事で比較解説しているので興味のある方は是非。
サフィールクリーニングローションを徹底検証!
どうも、shiny(シニー)です。 素晴らしいクリームを手に入れてしまいました。その名も…サフィールのクリーニングローション! 簡単に言うと…【汚れ落とし】と【保革】の相反する性能を取り入れたスーパー ...
但し、ワックスをゴッソリ落とすような効果はないようなので数回に一度はリムーバーを使うべきですね。
乳化性クリームで保湿
クリーニングローションでもある程度の保湿効果はあるのですが、油分をもう少し足したいので乳化性クリームを使います。今回は久しぶりに「イングリッシュギルド」を使ってみました。色々見てみたら外装が少し変わったみたいですね。
豚毛ブラシでブラッシング&乾拭き
豚毛ブラシを使ってクリームを馴染ませると同時に余ったクリームを取り除きます。さらに余ったクリームを乾拭きで拭き上げます。
私が愛用しているのは、超コスパ豚毛ブラシです。価格は安いですが、品質はしっかりとした優れもの。
サイズも丁度いいです。
まだ持っていない方は本当におすすめ出来るブラシなので是非試してみてください。
ソールにオイル注入
もちろんソールも固くなっているのでオイルを入れましょう。
定番のタピールレザーソールオイルです。
全体に塗ったら下記写真のように押し付けるようにして革の繊維の密度を高めていきます。(こするものは表面がツルツルしたものであれば何でもOKです。)こうすることによって、しなやかながらも表面が固くなり、耐摩耗性がアップします。
ワックスを使って鏡面磨き
同じくサフィールのワックス&特製ドライワックスで爪先を鏡面磨きしていきます。
サフィールノワールビーズワックスを使いました。
深みのあるツヤに仕上がります。
完成
どうでしょう?やっぱりドーバーカッコいいですね。最高です。
今度こそちゃんと履いてレビューをお届け出来る様に定期的に履いていきたいと思います。
通常の手入れとの違い
今回は「ちょっと良い靴の手入れ」をイメージして手入れをしてみました。通常手入れとの違いは汚れ落としにサフィールクリーニングローションを使った点です。
サフィールクリーニングローションは保湿も兼ねているので革を傷付ける事なく汚れを落とすことが出来ます。ちょっと良い靴やムラ感のある色の靴に最適です。
↓サフィール クリーニングローションの素晴らしさを詰め込んだ記事はこちら
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まとめ
通常の手入れとは少し手順も異なりますし、使っているクリームも異なります。いつもとはまた少し違った仕上がりになるのでかなり楽しめました。
エドワードグリーンドーバー 今度こそしっかりと履きこなしたいです!
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。