
どうも、shinyです。
今回は大切な革靴の長期の保管方法について書いていきたいと思います。
そもそも靴を長期保管する事態は起きうるのか?私の場合は引越しが原因で収納場所がかなり限られてしまったのが原因でした。
過去にもカビを生やしてしまった経験があるので、今度こそはカビを生やすまいと手入れして箱にしまいました。
あれから2年…
目次
約2年前に保管して放置した靴がこちら

オープン!

ドンッ!!


如何でしょうか?カビも無く、綺麗な状態でした!(近くで見るとカッサカサですけどね。)
この保管状態を保つためどのような手入れをしたのか?紹介します。
保管前の手入れ手順
しっかり乾かす
まずはしっかり乾かす必要があります。湿気があるとカビの原因になります。最低でも2〜3日、出来れば1週間程度は自然乾燥することをオススメします。
紐を取る
保管時は紐は外したまま保管するので無くさないようにまとめて結んでおきましょう。再度履く時には手入れをするので外しやすい形で保管しておきましょう。

馬毛ブラシでブラッシング
ホコリを落とします。細かい箇所のホコリもしっかり落としましょう!

乳化性クリーム塗布
半年ないしは1年以上保管する場合が多いと思いますので水分、油分しっかり補充しておく必要があります。

豚毛ブラシでブラッシング
豚毛ブラシでブラッシングしていきます。後ほど乾拭きはしますが出来る限り丁寧にブラッシングしてください。クリーム残りはカビの原因になります。

鬼乾拭き(重要)
布の端切れで鬼乾拭きしました。鬼乾拭き=超いっぱいの乾拭きです。

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完了
このまま保管場所に保管します。私の場合は購入した箱にそのまま入れました。


保管前はしばらく乾かしてから!ドライヤーで乾かすのはNG
絶対NGです。
革は乾く時に硬化します。ドライヤーで乾かした場合、一部しか乾かす事が出来ないので乾いた所、乾いていない所、必ず歪みが生まれ革が割れます。
ドライヤーの熱も絶対良くないですね。革に悪影響しか及ぼしません。
ドライヤーは諦めて大人しく自然乾燥させましょう。
最適な保管場所は?
「室内の日の当たらない、風通しの良い場所」が模範解答ですが、まぁ部屋の中ですね。
私は上記の手入れをして箱に入れた状態で部屋の一角に放置していました。地域によって変わるかと思いますが、基本それでOKかと思います。
湿気が気になるようなら箱に穴をあける、2ヶ月に一回程度は箱の中身を確認する、除湿剤等を一緒に入れる。などの対策をすることも可能です。
箱保管は駄目?
上記の通り、私自身が箱保管なので特に問題ないと思います。湿気が心配であれ対策するとカビが生える可能性を大幅に減らせると思います。
靴を再度出す時の注意点
必ず手入れをしてから履くようにしましょう!半年以上放置された靴は革がかなり乾いた状態です。乾いた状態でそのまま履くと最悪革が割れてしまいます。
大事な靴を永く履く為に、履き始めの手入れは必須です。
まとめ
今回は靴の長期保管の手入れについて書かせて頂きました。靴の数が増えてきたけどなかなか捨てる事や売る事が出来ない方、引越しなどで靴を置ける数自体が減ってしまった方などなど、靴を長期保存しなくてはならないパターンは意外と多いのではないかと思います。少しでもそういった方の参考になれば幸いです。最後まで読んでくださいましてありがとうございました。