どうも、shiny(シニー)です。
革靴、財布、ベルト、手帳…革製品手入れしていますか?
最近、Googleの検索欄でちょっと気になるワードを見つけてしまいました。
それは、【革製品 ハンドクリーム】!
人間の皮を保湿するハンドクリーム…確かに革製品も保革できそうですよね?
もし、しっかり保革出来たら便利なような気もしますが…
やってみなくては分からない!
と、いうことで今回はそんなハンドクリームの底力を検証していきたいと思います。
- 革製品の手入れにハンドクリームが使えないか気になっている方!
- 革用クリームが多すぎてどれが良いか分からない方!
- これから革用クリームを初めて購入する予定の方!
早速検証してみた!
比較検証用に用意したのはコチラ!
- ハンドクリーム
- 乳化性クリーム
- ミンクオイル
- 革(検証用ヌメ革 3cmX3cm程度のカット革)
検証の方法は、クリームを塗布して30分放置。その後の状態を観察するというものです。
それでは検証開始!
革に各クリームを塗布
革にハンドクリーム、乳化性クリーム、ミンクオイルを塗布していきます。
ハンドクリーム↓
市販のジェル状のハンドクリームです。
乳化性クリーム↓
乳化性クリームは防水効果も付与されているコロニル1909シュプリームクリームデラックスを使いました。
水分と油分のバランスもバッチリです。
色は、ニュートラルなので、財布やベルト、手帳などにも使えます。
ちなみに購入をお考えなら…並行輸入品がおすすめです。
中身は同じでも価格が倍ほど違います!
ミンクオイル↓
ミンクオイルはレッドウィングの純正ミンクオイルを使いました。
松ヤニの匂いが懐かしい…
30分後…乾拭きして完了!
30分後、並べてみるとこんな感じです。
見た目は、ハンドクリーム、乳化性共に塗布なしとほぼ同じ、ミンクオイルはしっかりオイルが染み込んでいました。
結果!
見た目と質感(柔らかさ)
革の柔らかさをみてみると、ミンクオイル>乳化性クリーム>ハンドクリームとなりました。
さすがミンクオイル、ガツンとオイルが染みていますが…逆にオイルが染みすぎている感もあります。
革が柔らかくなるのは良いのですが、柔らかくなってしまった革は元に戻らないので注意が必要です。
乳化性クリームは見た目こそ変わりませんでしたが、表面がしっとりしていて保革できていました。
さすが、保革用のクリーム!
ハンドクリームは、塗布なしと比べて特に変化がありませんでした。不思議ですが、全く変化なし。
結論…やっぱり乳化性クリームをおすすめします!
やはりバランスの取れたクリームは革専用の乳化性クリームですね。革には革用のクリームが良いです。
ハンドクリームは、塗った直後は浸透している感がありましたが、乾くとほとんど保革出来ていないような感じがしました。
シミができる可能性を考えると…リスクしかないですね。
大切な革製品には塗らない方がいいでしょう。
ちなみに今回紹介したクリーム、普段の使い分けとしては、こんな感じです。
- ハンドクリーム→手の保湿として
- ミンクオイル→ブーツ(オイルドレザー)
- 乳化性クリーム→革製品、革靴、ブーツなど
まとめ
今回は革製品にハンドクリーム…というワードを見つけてしまい、色々検証してみました。
まとめるとこんな感じです↓
- ハンドクリームはやっぱり手に塗る物!
- 革製品のクリームは用途に合ったものを選ぶべし!
ハンドクリーム、全然効果ありませんでした。
大切な革製品、ちゃんと乳化性クリームを選んで永く使いましょう!
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。