
どうも、shinyです。
今回はレザーソールオイルの手入れを紹介していきます。
アッパーの手入れはしっかりしているけど靴の裏まで手入れをしている人、意外に少ないんじゃないでしょうか?
靴を履いている分には周りも、自分も全く見えない箇所ではありますが、なかなかメンテナンスのしがいのある箇所なんですよね。
- レザーソールオイルを使ったレザーソールの手入れの方法
- レザーソールを手入れするメリット
目次
レザーソール手入れの道具と手順
それでは早速使う道具や手入れの手順を紹介させていただきます。
使用するオイルは【タピール】

- メーカー名:タピール・ヴァックスヴァーレン
- 製品名:レザーソールオイル
- 原産国:ドイツ
- 製品の特徴:オール天然素材で革に優しい。
使用する道具はこちら

- タピール レザーソールオイル
- レザーソールの靴
- 布
- カッサ棒
【STEP①】ソールの汚れを落とす
レザーソールに付着したホコリや汚れをブラシで落とし、リムーバーで汚れを落としていきます。
地面に接する部分なので完璧に汚れを落とすのは難しいので完璧に落とす必要はありません。2〜3回擦れば十分です。
【STEP②】レザーソールオイルを塗る。

布にレザーソールオイルを染み込ませて全体に塗っていきます。
かなり染み込んでいくので何度か重ねて塗ってください。
【STEP③】ソールを擦(こす)る!

ここ重要です!
「カッサ棒」に布を巻いてソールの表面を押し付けるように擦っていきます。
私は直で擦ります。
↓あると便利「カッサ棒」
完成

このくらいピカピカになったら完成です。
ソールの手入れをした後の使用感
ソールが柔らかくなり履きやすくなりますね。
ソールが柔らかくなることによって履きやすさの向上だけではなく、つま先が削れにくくなるというメリットもあります。その他メリットはのちほどまとめてありますが、履きやすさの向上だけでもやる価値はあります。
オールソールの事を考えたらなかなかコスパの良い手入れです。
ちなみにタピールはこんなメーカー
1983年創業。創業時より天然素材のオイルにこだわり続けているシューケアメーカーです。安価な石油系のオイルや有機溶剤に手を出さず本当に良いものにこだわり続けています。「本当に必要なものはなにか?」を製品作りの基本に掲げており、使う側としてもどんな靴に使っても安心出来る製品です。またそのこだわりは素材だけに限らず、環境保全や動物保護にも向けられています。なんだかとても応援したくなるメーカーですね。
【メリット】レザーソールはなぜは手入れした方がいいのか?
つま先が削れにくくなる
つま先一番削れやすい箇所でもあり、ある一定の箇所まで削れてしまうと修理が困難になるかなり大事な箇所です。
ソールにオイルを入れることにより、ソール全体が柔らかくなる=歩行時、地面を蹴り上げる時の擦れが柔らかくなるのでつま先が削れにくくなります。
ソールの耐摩耗性を上げる
ソールにオイルを入れ、カッサ棒で押し付けるように擦ることによってソールの密度がより詰まった状態になります。密度が高くなった革は地面との摩耗にも強くなります。
履き心地がよくなる
密度が高くなっても革がしなやかになっているので履き心地は従来よりもよくなります。特にダブルソールなど分厚いソールの場合、より効果を実感出来ると思います。
ソールの状態がよく分かる。
毎回やるべき手入れではないので頻度は高くありませんが、ソールの状態を詳しく確認出来る良い機会でもあります。
オールソールやカカトの削れなどを早めに察知して靴とお財布に優しい靴の回し方をしましょう。
タピールのデメリットは?
レザーソールを手入れすること自体にデメリットはないのですが…タピールレザーソールオイルがサラサラしたオイルなのに対し、同じような効果が期待出来る「モウブレイ ソールモイスチャライザー」はどちらかというとクリームに近く、塗りやすそうだなぁ〜なんて浮気心が出てきています。
タピールの布に染み込ませてから塗る作業は多少面倒くさく感じてしまいます。しかもソールモイスチャライザー安い!まぁタピールはオール自然素材で靴にも優しいので総合的にはタピールも超おすすめなんですけどね。
「カッサ棒」は必要か?

色々な瓶の角を試してみましたが、カッサ棒買った方が早いです。(なかなかピカピカにならないんです。)
「必須」というほどではないですが、あったらかなり便利な部類に入りますね。
結論としてはそんなに高い物ではないので買いましょう!ですね。
乳化性クリームではダメなのか?
オイルを入れるという意味ではあながち間違いではないのですが、乳化性クリームには「ロウ」が入っているので滑りやすくなります。
基本おすすめ出来ません。
レザーソールの手入れの頻度は?
履く頻度にもよりますが、3ヶ月〜半年に1回の手入れで十分かと思います。
履き始めは必須ですよ!
まとめ
レザーソールの手入れについてまとめさせて頂きました。
意外に目につかない箇所ではありますが、しっかり手入れするとメリットいっぱいです。
ソールが早く摩耗してしまうと…早急にオールソールをする羽目になってしまいます。
オールソール…まぁまぁな費用かかりますからね。だいたい12,000円〜15,000円くらい。
レザーソールの手入れで、オールソールまでの期間をかなり伸ばす事が出来るので超おすすめ手入れです。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。