
どうも、shinyです。
今更ですがサフィールノワール ミラーグロスを購入してみました。
そもそも購入する気は無かったのですが…
久々にドライワックス作ろうとショップへ立ち寄った所、店員さんにおすすめされたのでそのまま購入してしまいました!
結論から言うと、鏡面磨きがなかなか出来ない又は時間が掛かる、という方に超オススメ出来る製品です!
もう今までこの手の商品を使っていなかったのが悔やまれてなりません!(時短最高!!)
しかし!!このミラーグロス、使い方ではなく「使い所」に少しコツと知識が必要なんです。
使い方が違うと全く効果が出ない所か、仕上がりがかなり悪くなるので注意が必要です。
目次
サフィールノワール ミラーグロスはこんな製品
サフィールのHPにはこのような商品説明が記載してありました。
より早く、強く、光らせるために開発された鏡面磨き用ワックスです。
カルナバワックスやモンタンワックスをはじめとした高級天然ワックスをふんだんに使用しています。
引用:サフィールHP
より早く、強く、という所がポイントですね。
こんな感じ!


ワックスとの違い
通常使用しているどのワックスよりも超固いです。
これがより簡単に、強く光らせるポイントです。
使い方と一緒に解説します。
使い方
それでは早速使い方の紹介。
使い方は簡単。「ある程度通常のワックスを重ねた上で」ミラーグロスを重ねます。
塗り方はワックスと同じです。
ポイントは、【ある程度ワックスを重ねてから】
おおよそ3〜4回重ねてからであれば問題無いと思います。
解説↓
【手順①】ある程度ワックスを塗る
ある程度ワックスを塗るところまで手入れを進めます。
3〜4層ワックスを塗ってください。
【手順②】サフィールノワールミラーグロスで磨く
次にワックスと同じ手順で同じくミラーグロスでワックスをかけます。
要領はワックスと全く同じです。
納得行くまで輝かせたら完成です!


ミラーグロス一層目に塗らない理由
ここが超ポイントですよ!
ミラーグロス最初に塗らないのにはワケがあります!
下の図(手書きで申し訳無いです。)をご覧ください。

まずは通常の鏡面磨きの理屈から。
革の表面は拡大するとかなりボコボコしています。(黒い面。)
このボコボコの面をワックス(水色の部分)が綺麗に覆う事により表面が光って見えるのです。(表面を凹凸なく平らにするイメージ)
この時ワックス部分は何層にも重ねてようやく凹凸を埋めることが出来ます。
コレが通常の鏡面磨き。
一方、ミラーグロスはワックス自体が非常に固いため、この層が分厚くなります。
↓この感じがミラーグロスを使う理想図

水色のワックス部分を「谷」に部分に乗せてから固くて分厚いミラーグロスで覆うイメージです。ミラーグロスは固いため層が厚くなります。通常何層にも重ねるワックス層を1〜2回で形成します。
固くて分厚いミラーグロスだけを使うと…この図のようになります。↓

固いので分厚く塗れるのは良いけれども…細かい穴にワックスが入っていかないんですね。
↓この部分です。

赤丸の部分が空洞になって、空気が閉じ込められます。
気になる仕上がりは…白い斑点が出来たような感じになります。
固いワックスを使う場合(いわゆるドライワックス)下地がしっかりしていないと気泡が出来、見た目に美しくない鏡面磨きになってしまいます。
何度かこの状態になってしまった事がありますが…かなりかっこ悪いです。
下地は必ず柔らかいワックスを使うようにしましょう!
まとめ
ドライワックスを求めていた私にとって、サフィールノワール ミラーグロスは素晴らしい製品でした。
少し使い方にコツがいりますが、正直コツを掴んだら誰でも鏡面磨きが出来てしまうのでは?と思うくらい素晴らしい製品です。
是非使い方を参考にしてみてください。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。