どうも、shiny(シニー)です。
モルトドレッシングご存知でしょうか?
スコッチグレインが提唱しているウィスキーを使った鏡面磨きの方法です。
今回は初めてのモルトドレッシングに挑戦してみたいと思います。
正直初めてなのでどんな感じになるのかわかりませんが、キレイに仕上がるようなら続けていきたいと思います。
- モルトドレッシングをやってみたい!
- モルトドレッシングって実際どうなの?
- モルトドレッシングの原理を知りたい!
そもそもモルトドレッシングとは何か?
モルトドレッシングとはワックスを掛けるの水を「ウィスキー」に変えて仕上げる方法です。
なんだか聞くだけでカッコイイ感じですが、ハッキリ言って雰囲気は抜群にカッコイイです。
要は、水をアルコールに変えることによって揮発を高め、鏡面磨きを素早くキレイに仕上げるのが目的です。
モルトドレッシングの原理
水→アルコールに変えることによって水分をより早く揮発させるのは上記で簡単に説明させて頂いた通りです。
もう少し詳しく説明します。
通常、ワックス面が形成される順番としては、
- ワックス+水を革靴のつま先や、カカトに塗ることによって靴凹凸を埋める。
- 水分が揮発してワックスが固まる。
1と2を繰り返してより凹凸の無いキレイな鏡面が生まれます。
モルトドレッシングはアルコールを使うことによって揮発性を高め、2の乾燥を早くするわけですね。
もうお気づきかと思いますが、正直アルコールであればあとは度数の問題なのでウィスキーでも業務用のアルコールでも大差ありません。(アルコール度数50度以上は揮発スピードが早すぎるのでやめた方が良いと思います。)
↓空気中の揮発速度を写真で比較
同じケースに水とウィスキーを同量(スプーン1杯分)入れてどのくらい揮発するか実験をしてみました。
10分後…
水にほとんど変化は見られませんでしたが、ウィスキーはだいたい3分の2〜半分程度になっていました。
ウィスキーは思った以上に揮発しやすいようです。
モルトドレッシングウィスキーの種類
ウィスキーであればメーカーや種類は全く関係無いです。
スコッチグレインは「竹鶴」でモルトドレッシングをしていますが…正直、もったいない!
もし竹鶴があるなら…飲みましょう!
ちなみに今回モルトドレッシングに挑戦するため(?)に用意したのがキリンから発売された「陸」というウィスキーです。
1,500円程度で購入出来ます。
実際やってみる!
用意したもの
- ウィスキー
- ネル生地
- サフィールノワールビーズワックスポリッシュ
- サフィールノワールミラーグロス
ミラーグロスは無くてもOKです。
そしてもちろんモルトドレッシングを施す靴は…スコッチグレインです!今回は手持ちの匠シリーズを使います。
まずは普通にワックス前まで手入れ
ブラッシング、クリーム塗布をし、ワックス前まで手入れを進めます。
- 馬毛ブラシでブラッシング
- リムーバーで汚れ落とし
- 乳化性クリームを塗布
- 豚毛ブラシでブラッシング
ココまで完了させたのがこちら↓
ワックスを掛ける
普通にワックスを掛けていきます。
水ではなくウィスキーを一滴
ようやく登場!
ウィスキーを一滴垂らします。一滴でOKです!!
繰り返す
ワックス→ウィスキーを繰り返していきます。
問題発生!
なぜか上手く鏡面磨きができませんでした…。揮発が早すぎて上手くいかなかったのかもしれません。
あと、ウィスキーをつけた指が多少ヒリヒリしました。
どうやら私はモルトドレッシングに向いていないようです…。
完成!
気を取り直して、水で仕上げました。
最終はこんな感じです。
まとめ
結局、モルトドレッシングは上手く出来ませんでした。
ウィスキーを付けた指がヒリヒリしたので肌にも合わないみたいです。
割と人を選ぶかもしれません。
個人的には特にオススメしません!
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。