どうも、shiny(シニー)です。
馴染む前の靴って本当固くて痛いんですよね。
特に私自身タイトめに履きたい派なので最初の痛みといったらもう…地獄です。
しばらくすれば少しづつ馴染んでいくので我慢すれば問題ないんですが…痛くて我慢できない!!と、いう方もいらっしゃるのではないでしょうか??
*私は我慢できません!痛いのイヤッ!!
と、いうことで今回は革靴の革を柔らかくするクリームと方法について紹介していきたいと思います。
手っ取り早く革を柔らかくする方法だけを知りたい方は最初の方だけ読めばサラッとご理解いただけます。
特定の場所が痛くて、その痛みを解消したい方は、最後まで読んで頂けると痛みが解消出来ると思います。
使っているクリームもそのまま手入れに使えるものばかりなので是非参考にしてみてください。
- 新しく靴を購入したけど靴擦れで足が痛い!
- 靴擦れの痛みを和らげる対策を知りたい!
- これから新しい靴の購入を検討しているが靴擦れが怖い!
【結論】革靴を柔らかくする方法&クリームはコレ!
結論!基本的には下記1〜3で革は必ず柔らかくなります。1→3の順番に行うと効果的です。
- 革靴を乳化性クリームで手入れする。
- デリケートクリームを内側に塗布する
- ストレッチャーを使う
詳細紹介していきます。
方法①革靴を乳化性クリーム手入れする
通常の手入れを実施し、単純に革を柔らかくする方法です。
手入れに使う乳化性クリームは革に油分・水分の両方を含んでおり、確実に革が柔らかくなります。
詳細は下記で記事で紹介させて頂いております。靴磨きの基本中の基本なので是非参考にしてみてください。
【保存版】靴磨き初心者の方に向けて、革靴の磨き方道具の選び方を解説させていただきます!
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方法②デリケートクリームを内側に塗布する
方法①はすでに試した方は、デリケートクリームを革靴の内側(痛い部分)に塗布してみてください。
内側から塗ることによって、かなり革が柔らかくなります。
乳化性クリームではなくデリケートクリームを使うのは、柔らかくなりすぎるのを防ぐためです。
デリケートクリームはかなりの部分を水分で構成しているので、急激に柔らかくなりすぎず、滑りも最小限に抑える事が出来ます。
方法③ストレッチャーを使う
最終手段にはなりますが、ストレッチャーを使うのも手です。
*ちなみに私自身ストレッチャーを使う事態に陥った事はありません…。
特に甲の部分(ワイズ)のサイズが合わない時に使うと効果的!
使い方としては、ストレッチャーを使う前に【方法①】→【方法②】の順番で行うと高い効果を得られます。
ただし…ストレッチャーは本当に最終手段です。靴の形は多少崩れる覚悟が必要です。
【ここからは足が痛い方向け】まず、靴の固いところを把握しましょう!
そこでここからは足の痛い部分別に革を柔らかくして改善する方法を紹介していきます。
特に下記の箇所が痛い場合は必見!
- 甲の部分が痛い
- カカトの部分が痛い
- くるぶしの部分が痛い
それでは個別に方法とクリームを紹介。
甲の部分が痛い場合
甲の部分が痛む方で原因として考えられる原因は下記の通り。
- 革自体が固い!
- 靴のラスト(型)と足が合っていない!←この場合は諦めましょう…。
甲の部分が痛い場合は単純に革が固い事が多いです。
靴の型と足の形が合っていない事も考えられますが…革を柔らかくすれば大体解決出来ると思います。
それでは革を柔らかくする対処法とクリームを紹介します。
革自体が固い!→【対策1】全体を乳化性クリームで手入れする
単純ですが、まずはコレが一番!
乳化性クリームでの手入れは通常行う手入れですが、革は確実に柔らかくなります。
特に甲の部分が痛い時は、甲の部分にしっかり乳化性クリームを塗り込んでいきましょう。
*乳化性クリームを塗布する前に馬毛ブラシで全体のホコリを落とすのも忘れずに!
革を柔らかくする目的であれば色々な革の色に対応出来るニュートラルの乳化性クリームがおすすめです。
塗ってから5分程度放置、その後豚毛ブラシでブラッシングするとキレイに仕上がります。
私が愛用しているのは、超コスパ豚毛ブラシです。価格は安いですが、品質はしっかりとした優れもの。 サイズも丁度いいです。 まだ持っていない方は本当におすすめ出来るブラシなので是非試してみてください。革自体が固い!→【対策2】靴の裏側にデリケートクリームを塗る
乳化性クリームを塗ってもまだ甲の痛みが改善されない場合は、革靴の裏側にデリケートクリームを塗るとさらに固さが改善されます。
裏側に乳化性クリームを塗ると靴の中で滑ってしまうので、より水に違いデリケートクリームがおすすめ!
デリケートクリームなら絶対的にコスパと品質を兼ね備えたモウブレイのデリケートクリームを買っておけば間違いありません。
カカトの部分が痛い
カカト部分が痛い原因はこちら↓
- 革が固い
- ソールが固い(レザーソールの場合限定)
- 靴のサイズが大きい
革が固い→全体を乳化性クリームで手入れする
アッパーの革が固くてもカカトは痛くなります。
痛い箇所に重点的にクリームを塗布しましょう。3〜4回繰り返すと効果的!
オススメは先程と同じくブートブラックのクリームです。黒以外の靴をお持ちの場合は、どの色にも対応可能なニュートラルがオススメです。
乳化性クリーム塗布後の豚毛ブラシでのブラッシングも忘れずに!
レザーソールが固い→ソールを柔らかくする
レザーシールの場合革が柔らかくなるまではソールの反りが悪く、でカカトが痛くなる原因になる場合があります。
対策としては、クリームを塗って革を柔らかくし反りを少なくするのがオススメ。
やり方は、ソールを固めのブラシでキレイにしてからクリームを塗布するだけ。
私はタピールのレザーソールオイルを使っています。
一旦布に染み込ませて塗るといい感じに塗る事ができます!
専用のクリームでない通常の乳化性のクリームを使って柔らかくする事もできますが、乳化性クリームには「ロウ」が入っているのでかなり滑りやすくなります。
滑りたくない方は専用のクリームがオススメです。
タピールは、ソールを柔らかくする効果はバツグンですが独特な匂いがします。(オレンジとお酢が混ざったような匂いです。)
*私はちょっと苦手ですね…。
匂いが嫌な方はモウブレイのソールモイスチャライザーがオススメです。価格もこちらの方が安いです。
サイズが少し大きい→インソールを使ってみる
少し大きいサイズの靴を買ってしまった…とか、最初履いた時はジャストサイズでも履いていく内に靴底が沈み靴の空間が大きくなってしまった…などということはよくある事です。
オーバーサイズもカカトの痛みの原因となります。
この場合の対処方として一番効果的なのが、インソールを入れる事です。
つま先だけ、カカトだけなどハーフのものもあれば、全面をカバーしたインソールもあります。
サイズを大きくしたいのであれば全面のインソールがおすすめです。
底を押し上げるのでサイズにして0.5mm程度はサイズを詰める事が出来ます。
サイズが少し大きい→靴紐をロウ引きの紐に交換する
多少サイズが大きくても靴紐さえ頑丈ならカカト部分が浮く事はありません。
靴の大きさを変える事はできませんが、紐を変えるのは超簡単!
意外に盲点でかつコスパも良くて効果の高い方法なので、今布の紐を使っている方はロウ引きの紐に交換することをオススメします!
くるぶしの部分が痛い
くるぶしの部分が痛くなる原因はこちら↓
- 足入れ部分の革が固い
- くるぶしの部分が当たっている
足入れ部分の革が固い→くるぶしの部分にクリームを塗る
くるぶしの部分の革が固くて当たるとかなり痛いんですよね。
革を柔らかくするために、まずは乳化性クリームを塗布するのがオススメ!
と、いうか革が固いと思ったらまずは乳化性クリーム塗布→豚毛ブラシでブラッシングをしておけばOKです!
くるぶしの部分が当たっている→インソールを入れる
インソールを入れて少しカカト部分をカサ上げしてくるぶしの部分と靴が干渉しないようにする方法です。
この場合はカカトだけのハーフソールでもOK!
靴のサイズ感が大きければつま先まであるソール。サイズ感を変えたくなければハーフソールを選びましょう!
まとめ
今回は、革靴の革を柔らかくする方法とオススメのクリーム、足の痛い箇所別の対処法について書かせて頂きました。
今回紹介したクリームは1つあれば普段の手入れに使えるものばかりなので是非お試しください。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。