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【靴磨きの基本!】馬毛ブラシと豚毛ブラシの違いを解説!コレさえ押さえておけば完璧です!

馬毛ブラシ豚毛 アイキャッチ

どうも、shiny(シニー)です。

靴磨きを始めた時に悩むのがコレですよね。

馬毛ブラシと豚毛ブラシの使い分け方!

正直、靴磨きを始めてしばらくは馬毛ブラシ一本で靴磨きをしていましたが、豚毛ブラシを買い足してから靴磨きの速度が爆速化しました。

今回は、そんな体験を元に馬毛ブラシと豚毛ブラシの違いについてしっかりご紹介させて頂きたと思います。

■こんな方に読んでほしい!
  • 馬毛ブラシ・豚毛ブラシの使い分け方を知りたい方!
  • おすすめの馬毛ブラシ・豚毛ブラシを知りたい方!
  • もし一本チョイスするとしたら・・・どちらかを知りたい方!

馬毛ブラシと豚毛ブラシの違い

まず、馬毛ブラシと豚毛ブラシの違いはズバリ毛の固さです。

馬毛ブラシは柔らかく、豚毛ブラシはかなり固めです。

触ってみるとその差は歴然!コレが使い分けのポイントです!

とりあえず、現段階では馬毛=柔らかい、豚毛=固いとだけ覚えておいてください。

馬毛ブラシ・豚毛ブラシはココで使う!

柔らかい馬毛ブラシ・固い豚毛ブラシを使う工程は下記の通りです。

  1. 馬毛ブラシでホコリを落とす。←【馬毛ブラシ】
  2. リムーバーで古いクリームを落とす
  3. 入荷性クリームを塗布
  4. 豚毛ブラシでクリームを馴染ませる←【豚毛ブラシ】
  5. ワックス

馬毛ブラシ=ホコリ落とし、豚毛ブラシ=クリームを馴染ませる。これが各々の役割です。

ホコリ落としは、固い豚毛ブラシで行うとワックス面に小傷をつける要因にもなりますし、逆に柔らかい馬毛ブラシをクリームを馴染ませるために使うと、柔らかすぎて中々クリームが馴染みません。

実際使ってみるとこんな感じ!

実際に靴磨きの工程で馬毛ブラシと豚毛ブラシの工程を確認してみます。

馬毛ブラシでホコリを落とす

馬毛ブラシで全体をブラッシングして、ホコリ・小さなゴミを落としていきます。

しっかりブラッシングしないと次の工程でゴミを引きずって靴を傷つけることもあるので念入りに!

アメダス 革靴 手入れ 馬毛ブラシ

後ほど紹介させて頂きますが、コロニルの馬毛ブラシは価格も安く毛足も長いので非常に使いやすいです。

リムーバーで汚れを落とす

しっかりホコリを取り除いたらリムーバーで汚れを落とします。

アメダス 革靴 手入れ リムーバー
モウブレイのステインリムーバーは水性のリムーバーで革への負担を最小限に留めてくれるリムーバーです。 水性ですがよく落ちます! おそらく靴磨きの業界で最もよく使われているリムーバー!

乳化性クリームを全体に塗布

全体に乳化性クリームを塗布する。

かなり薄く塗布できればOKです。

アメダス 革靴 手入れ 乳化性クリーム

今回使ったのは、ニュートラルのコロニル1909シュプリームクリームデラックスです。

フッ化炭素樹脂が含まれているため、撥水効果もあります。

豚毛ブラシでクリームを馴染ませる

乳化性クリームを塗布したら豚毛ブラシで全体をブラッシングしていきます。

この工程で余分なクリームを落としていきます。

光沢が出る工程でもあるので視覚的にも楽しめます!

アメダス 革靴 手入れ 豚毛ブラシ

使用しているのは後ほど紹介する激安の豚毛ブラシです。

安くて耐久性もあるので超オススメです。

ワックスで仕上げる

最後にワックスでつま先を鏡面磨きして完了です。

アメダス 革靴 手入れ ワックス2

つま先をしっかり光らせるワックスの使い方に関しては下記の記事を参考にしてみてください。

オススメ!
鏡面磨きのコツ アイキャッチ画像
挫折失敗なし!鏡面磨きのコツ!

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完成

ワックスで仕上げて完成です!

アメダス 革靴 手入れ 防水前完成

馬毛ブラシの選び方とオススメ品

正直価格が高ければ高いほど良いブラシと思っていただいて問題ないです。

価格はブラシの大きさ、毛足の長さ、手植えor機械植えなので大体決まります。

しかし、安いブラシでも10年以上普通に使えます。(実際使えています。)

私がオススメする10年以上使っているブラシがコチラ↓

馬毛ブラシ豚毛 馬毛ブラシ

コロニルの馬毛ブラシです。

標準的な日本人の手の大きさに馴染みやすいサイズ感、短すぎない毛足、高すぎない価格。長く使いたい方にオススメです。

馬毛ブラシ豚毛 馬毛ブラシ 毛足

豚毛ブラシの選び方とオススメ品

豚毛ブラシでオススメしたいブラシは2点!

1点目はコスト的に超優秀な豚毛ブラシです。

馬毛ブラシ豚毛 豚毛ブラシ

ドイツ製の豚毛ブラシですが、とにかく安い。ちょっとだけ毛足が短いですが、十分使用範囲内です。

格安ながら、10年は普通に使っています。

毛足の長さはこんな感じ

馬毛ブラシ豚毛 豚毛ブラシ 毛足

2点目は、名門サフィールの豚毛ブラシです。

馬毛ブラシ豚毛 サフィール

持ち手が少しコンパクトですが、毛足が長く使いやすいですよ。

さすが高いだけあって先ほど紹介させていただいたブラシよりも毛足が長いです。

馬毛ブラシ豚毛 毛足長さ比較

豚毛ブラシはクリームの色ごとに使い分けるのが基本!

豚毛ブラシはクリームの色ごとに使い分けるのが基本です。

クリームを均す用に使うので、馬毛ブラシと違って必ず色が付着します。

前回色の濃いクリーム(例えば黒)で使用した豚毛ブラシを薄い色(例えばライトブラウン)で使うと色移りします。

豚毛ブラシを購入する際は、黒用・茶系用など分けて購入しましょう。

毛の色をホワイトにしておくと分かりやすいですよ。

馬毛ブラシ豚毛 豚毛ブラシ 色使い

馬毛ブラシはホコリを落とす役割になるので色違いを使い分ける必要はありません。

豚毛ブラシはいらない?先に買った方がいいのは??

ここまで読んで頂いて、馬毛ブラシでクリームも均せば良くない?と思った方もいらっしゃると思います。

正直不可能ではないです。

馬毛ブラシ一本で靴磨きを完結することは全然問題ありませんがデメリットが2つあります。

  1. ホコリ除去用のブラシと共有することでクリームにホコリが付着して仕上がりがよろしくない。
  2. 豚毛ブラシと違って柔らかいので、クリームを均すのに時間がかかる。

この2点です。

サラッと書きましたが、磨いている時にホコリを巻き込むとめちゃくちゃ面倒ですし、馬毛ブラシではクリームを均すのに2〜3倍の労力が掛かります。

全然高いものでなくてもOKなので、馬毛ブラシと豚毛ブラシは必ずセットで用意しましょう。

洗う必要はある?

ブラシは基本洗いません。

どうしても汚れが気になる方は下記の記事を参考にしてみてください。

実際にブラシを洗ってみて、洗い方の注意点、洗剤などをご紹介しています。

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ブラシ洗う アイキャッチ
靴磨き用ブラシ洗う?洗わない?実際に洗う方法を紹介させて頂きます!

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まとめ

今回は、馬毛ブラシと豚毛ブラシの違いを中心に書かせて頂きました。

まとめるとこんな感じ↓

  • 馬毛ブラシ→柔らかい→ホコリ落とし用
  • 豚毛ブラシ→固い→クリームを均す用
  • 馬毛ブラシは1本でOK、豚毛ブラシはクリームに合わせて複数本の用意が必要!

最後まで読んでくださいまして誠にありがとうございました。

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