クリーム 手入れ

サフィールビーズワックスポリッシュでここまで磨けます!ノワールとの違いも解説! 

サフィールビーズワックスポリッシュ アイキャッチ

どうも、shiny(シニー)です。

久々に道具の整理をしていたら、サフィールのビーズワックスが出てきました。

かなり前に購入したワックスですが、今思えば初心者にも扱いやすく、靴にも優しいワックスなのを思い出しました。

改めて良さを実感するために、今回はこのワックスを使って鏡面磨きをしていきたいと思います。

鏡面磨きが早く、キレイに出来るコツも紹介させて頂きますので是非参考にしてみてください!

■こんな方に読んでほしい!
  • サフィールビーズワックスポリッシュの使い方を知りたい方!
  • 鏡面磨きのコツを知りたい方!
  • サフィールノワールとの違いを知りたい方!

サフィールとサフィールノワールの違いとは?

サフィールとサフィールノワールは、販売元が同じです。

サフィールビーズワックスポリッシュ 比較

詳細は既に色々なWEBサイトで語りれているので詳細は譲りますが、簡単に違いを紹介させて頂くと…

  • サフィール=スタンダードモデル
  • サフィールノワール=プロモデル

こんなイメージでOKです。

サフィールノワールは昔ながらの製法を守り、より品質の良いシューケア用品を販売しています。

どちらも必要充分な品質なのでどちらを選んでも後悔は無いと思いますが、初めはサフィールを選んだ方が良いかもしれません。

なんといっても価格が安い!

同じビーズワックスポリッシュだけど…

サフィールとサフィールノワールのワックス…なんと名前が同じです。

サフィールビーズワックスポリッシュ 中身

どちらも【ビーズワックスポリッシュ】なんですよね。

ネットで検索すると両方出てきてしまった事があると思います。

両者の違いは成分にあります。

サフィールノワールには、カルナバワックス、テレピン油が配合されており、より天然成分が多く配合されています。

光り具合としてはサフィールノワールの方が好きですが、使いやすさはサフィールですね。

この記事の最後の方に仕上がり比較がありますので参考にしてみてください。

実際サフィールビーズワックスポリッシュを使ってみる!

せっかくなので最初から靴磨きをしていきます。

本日磨くのは、スコッチグレインの匠シリーズ!

革のレベルが高くて、光らせやすい!初心者から上級者までオススメ出来るブランドです!

15年ほど前に購入した靴です。

サフィールビーズワックスポリッシュ スコッチグレイン

用意するのは下記の道具です。

  • 馬毛ブラシ
  • 豚毛ブラシ
  • リムーバー
  • 乳化性クリーム
  • サフィールビーズワックスポリッシュ
  • 布(リムーバー用)
  • ネル生地

紐を外して馬毛ブラシで全体をブラッシング

全体の汚れを落とすため、馬毛ブラシでブラッシングします。

サフィールビーズワックスポリッシュ 馬毛ブラシ
馬毛ブラシはコロニルがおすすめ! サイズ的にも丁度良く、毛量も多いので使い易いです。

リムーバーで古いクリームを落とす

リムーバーで古いクリームを落としていきます。

サフィールビーズワックスポリッシュ リムーバー

モウブレイのステインリムーバーは水性のリムーバーで革への負担を最小限に留めてくれるリムーバーです。

水性ですがよく落ちます!

おそらく靴磨きの業界で最もよく使われているリムーバー!

乳化性クリームで保革

革靴をスッピンの状態にしたら革を保革するため、乳化性のクリームを塗り込んでいきます。

サフィールビーズワックスポリッシュ 乳化製クリーム

今回は伸びの良いクリーム、モウブレイのシュークリームジャーを使用しました。

クリームの中では珍しく染料が使われているので、黒々させたい方にオススメ出来るクリームです。

コバなど指が入らない細かい箇所は、モウブレイのペネトレイトブラシがオススメです。

サフィールビーズワックスポリッシュ ペネトレイトブラシブラシ

ペネトレイトブラシはモウブレイがオススメ!

ある程度の硬さがあり、毛も抜けづらいのでかなり使いやすいです。

豚毛ブラシで全体をブラッシング

余分なクリームを落とすため、豚毛ブラシで全体をブラッシングしていきます。

サフィールビーズワックスポリッシュ 豚毛ブラシ

私が愛用しているのは、超コスパ豚毛ブラシです。価格は安いですが、品質はしっかりとした優れもの。

サイズも丁度いいです。

まだ持っていない方は本当におすすめ出来るブラシなので是非試してみてください。

ビーズワックスポリッシュを布に少量取る

ここからビーズワックスポリッシュの出番です。

布にシワが無いようにしっかりと張って指に巻き付けていきましょう。

ネル生地を使うと上手く仕上がります。

ネル生地や、布の巻き方がわからない方は下記の記事を参考にして下さい。

靴磨き 布 巻き方と作り方 アイキャッチ画像
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しっかりと巻き付けたらビーズワックスポリッシュを少量取ります。

サフィールビーズワックスポリッシュ 磨き前

つま先から小さい円を描くように塗り込んでいく

つま先から1cm程の円を描くように塗り込んでいきます。

力を入れないように!

サフィールビーズワックスポリッシュ 磨き1

ワックスをかける場所はつま先とカカトのみです。

ワックスをかける箇所の詳細は下記の記事を参照して下さい。

水を一滴垂らす

ある程度塗り込んだら水を一滴垂らします。

水を垂らしたら再度円を描くように磨いていきます。

サフィールビーズワックスポリッシュ 磨き4

ちなみに後ろに見える水をつける道具…「ハンドラップ(ディスペンサー)」っていいます。

必要性はほぼ皆無ですが、とにかくあるとカッコいいです。

気持ちも爆上がりなので余裕がある方は是非検討してみてください。

ビーズワックスポリッシュ→水滴を繰り返す

少し引っかかりを感じたら、再度ワックスを取り円を描きます。

次にまた水滴を垂らし…コレを繰り返して、納得のいく所まで磨いていきます。

完成!

本当キリが無いので、ある程度納得のいく所で完成です!

サフィールビーズワックスポリッシュ 仕上がり

やはり伸びが良くて使いやすい!

しっかり鏡面磨き出来ました!

サフィールノワールと仕上がりを比較してみた!

サフィールノワールのビーズワックスポリッシュと比較してみました。

サフィールビーズワックスポリッシュ 仕上がり2

接写↓

サフィールビーズワックスポリッシュ 仕上がり4

左側が【サフィールノワール】、右側が【サフィール】です。

写真で見る限りは大差は無いですが、細かいところを見ていくとサフィールノワールの方が光り方はキレイな気がします。

かなり近づかないと違いはわかりませんが…。

使いやすさはサフィールですね。

サフィール↓

サフィールビーズワックスポリッシュ 鏡面2

サフィールノワール↓

サフィールビーズワックスポリッシュ 鏡面1

【必見!】上手く光らせるコツ!

おそらく最初にビーズワックスポリッシュを使ってみての感想は…

全然鏡面磨き出来ない!だと思います。

鏡面磨きって少しコツがいるんです。

成功のポイントをまとめてみました。

  • ワックスはそのまま使わずに乾かすべし!
  • 使う布はネル生地を使うべし!

この2点を実施して頂く事によって鏡面磨きかなり成功に近づきます!

それでは細かく説明していきます!

【ポイント1】ワックスはそのまま使わず乾かすべし!

実は新しいワックスで鏡面磨きを完成させるのはプロでも時間が掛かります。

簡単に言うと新品のワックスが柔らか過ぎるんです。

ワックスはある程度固くないとワックスの層が形成されず、ピカピカになりづらい…

新品のワックスはある程度長いスパンで使われる事を想定しているのでかなり柔らかめ…。と、言う事でワックスを乾かしてしまうのが一番手っ取り早いんです。

やり方は簡単!

蓋を開けて1〜2週間そのまま放置するだけ!

乾燥させて出来たワックスをドライワックスと呼びます。

作り方の詳細は下記の記事よりご参照願います。

KIWIのワックスで乾燥の方法を解説しておりますが、やり方は同じです↓

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乾燥させるのとさせないのでは仕上がりに雲泥の差が出来るので是非試してみて下さい。

【ポイント2】布は、ネル生地を使うべし!

ネル生地はこんな感じの生地です。

鏡面磨きをする際に使う布はネル生地を使う事により早く美しく仕上げる事が可能です。

ワックスは塗布している時は非常に柔らかく、傷がつきやすい状態です。

Tシャツの切れ端なのでも出来なくは無いのですが、硬い布はワックスに細かい傷をつけてしまいます。

ネル生地の様な表面の柔らかい生地を使う事によって表面の傷を最小限に抑える事ができ、ツルツルの面を楽に作ることが出来るわけです!

先ほども紹介しましたが、ネル生地の作り方については下記の記事で紹介させて頂いておりますので是非参考にしてみて下さい。

靴磨き 布 巻き方と作り方 アイキャッチ画像
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更になる仕上がりと時短を求める方に超絶オススメ!

通常のワックスだけでもいいのですが…もっと早く、もっとキレイに仕上げたい方にはサフィールノワールのミラーグロスがおすすめです。

ミラーグロスは、簡単に言うと「市販のドライワックス」です。

かなり硬めのワックスで使用方法はちょっとコツが必要です。超硬めです。自作で乾燥さえたワックスよりも断然硬いです。

*ミラーグロス単品で使うと固すぎて、気泡ができてしまいます。

ある程度柔らかいワックス(先ほどの乾燥させた自作のドライワックス)の上にさらに重ねるワックス(ミラーグロス)というイメージの製品になります。

ちなみに私は、ほぼ毎回このミラーグロスを使用しています。

*今回のこの記事では使って無いです。

使い方は過去の記事で紹介させて頂いているので参考にしてみてください。

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まとめ

今回はサフィールのビーズワックスポリッシュについて、使い方、光らせるコツなどを紹介させて頂きました。

まとめるとこんな感じです。

  • サフィールのビーズワックスポリッシュはこれから鏡面磨きに挑戦したい方に最適!
  • サフィールのビーズワックスポリッシュはコレだけでも十分に光らせる事が出来る!
  • ワックスを使う際は、使用前の乾燥と使う布がポイント!
  • ミラーグロスで簡単に更なる仕上がりを目指すことも出来る!

最後まで読んでくださいまして誠にありがとうございました!

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