どうも、shinyです。
今回はモウブレイから発売されているデリケートクリームがあまりに汎用性が高かったので紹介させて頂きます。
靴だけではなく、財布やベルトもメンテナンスして検証をしておりますので是非参考にしてみてください。
一通り読んで頂ければ、モウブレイデリケートクリームの使い方、使い所についてご理解頂けると思います!
- モウブレイデリケートクリームってそもそも何??
- デリケートクリームの使い方について知りたい!
- k靴以外にも使うことが出来るのか知りたい!
万能クリーム!モウブレイのデリケートクリームってどんなクリーム?
そもそもモウブレイとは?
株式会社アールアンドデーという会社のオリジナルブランドで、この会社が企画と輸入を行っています。
モウブレイ自体が2002年からの輸入販売開始しており、実はかなり新しいブランドなんです!
革靴業界ではなぜか安心してしまう「Made in the E.U.」!!
モウブレイブランドのコンセプトがアールアンドデーのHPに記載してあるので引用します↓
M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツは、シューファクトリーやシューズブランド、 靴愛好家の方々から数多くの支持を頂いているシューケア(靴手入れ・靴磨き)用品のトップブランドです。
代表的な製品であるデリケートクリーム、アニリンクリーム、シュークリームは、イタリアにおける皮革タンナー(皮革製造メーカー)および靴メーカーの聖地の一つであるトスカーナ州にある伝統と歴史があるファクトリーで丁寧に製造されています。
引用:株式会社アールアンドデーHP
靴クリームの製造については、大型の機械で大量生産が主流である現代では珍しい、熟練の職人による頑固なまでの「ハンドメ イド的製法」を堅持していて、欧州の靴クリーム作りの伝統と品質、こだわりを現代に受け継いでおります。
また、製造現場での評価が高い皮革用石鹸、ソール用クリーム、コバ用クリームなどのプロユース商品を一般商品化し、さらに日本のファクトリーにて独自製法で開発したステインリムーバーやモールドクリーナーなどをランナップに加えるなど、品質、伝統、を守りながらも、革新をおこなうシューケアブランドとして、日々、進化し続けています。
近年では、天然素材をベースにしたプレステージラインやクリーナー、除菌消臭剤などを、R&Dシューケアマイスター監修のもと開発し、高い製造技術を持つドイツをはじめ、 フランスおよび日本国内の提携工場でも製造しております。 M.モゥブレィブランドおよび同プレステージラインは、世界の優れた技術と R&Dシューケアマイスターのこだわりを具現化した、R&Dのオリジナルブランドです。
老舗が多いシューケアの業界においてかなり名を上げて来ていますよね!
ブランドコンセプトに沿って最近プレステージラインも展開しだしているので今後が更に楽しみなメーカーです。
デリケートクリームとは?
革に栄養を与え、水分・油分が無くなり硬くなった革にしなやかさを取り戻す事が出来るクリーム。です!
明確な定義付けは無いですが…
各メーカー、水分が多かったり少なかったり、ツヤがあったり無かったりしますが「栄養を与える」クリームがデリケートクリームというのは共通です。
モウブレイのデリケートクリームの特徴は?
特徴としては、他のデリケートクリームに比べかなり水分量が多いというところです。
水分が多いのでクリームがサラっとしていて塗りやすく、かなり幅広く使うことが出来ます。反面油分が少ないためツヤはあまり出ません。
このサラッと感、サラッとしているのにモチモチな仕上がりがおすすめする最大の理由です。
シュークリーム(乳化性クリーム)との違いは?
まずは製品記載の成分から見てみましょう。成分は下記の通り↓
モウブレイ デリケートクリーム:ラノリン(ろう)・油脂・有機溶剤
ブートブラック シュークリーム:ろう・油脂・有機溶剤
基本はどちらも一緒ですが、成分の比率が異なります。
成分比率としては、乳化性クリームが「水分」と「油分」を均等に配合しているのに対して、デリケートクリームは「水分」が多めの仕上がりになっています。
したがって、デリケートクリームをシューケアに用いる場合は、乳化性クリームよりも揮発する速度が早くなるので、ケアの回数を増やすか、クリームと組み合わせて使う方法がおすすめです。
革靴に使用する場合の基本的な使い方!
デリケートクリームを革靴に使用するのはあくまで簡易的な手入れの場合に限ります。
本格的に手入れする場合は乳化性クリームがおすすめです。
用意するものは?
- モウブレイ デリケートクリーム
- 馬毛のブラシ(革靴以外であれば無くてもOKです。)
- 乾拭き用の布の切れ端
使い方は?
- 対象品のホコリや汚れを落とす
- 全体にデリケートクリームを塗布
- 乾拭き
これだけです。
【STEP1】ホコリや汚れを落とす。
まずは基本のキ、馬毛ブラシでのブラッシングです。
ゴミやホコリ、小石などが残っていると傷の原因になるので必ず行いましょう!
使用しているのはコロニルの馬毛ブラシです。
毛足も長く、サイズも大きめ、さらに価格も安いのでおすすめです。
【STEP2】全体にデリケートクリームを塗布
デリケートクリームを全体に薄く塗布していきます。
【STEP3】乾拭き
塗布を終えたらいらない布で全体を乾拭きしていきます。
浸透性が高いので塗布し終わる頃にはある程度浸透しています。
1〜2分放置したらサラッと拭いてしまってOKです。
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完成
これだけで完成です!
マットな仕上がりになります。ピカピカな仕上がりもいいですが…マットなのも中々良いですね!!
革靴以外に具体的にどんな物につかえるの?
【パターン①】パンプス
女性のパンプスの定義メンテナンス(靴磨き)や履き始めの靴擦れ対策としてもかなり力を発揮します!
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【パターン②】革財布
透明なクリームなので茶系の財布でも気にせず使うことが出来ます。
また使用後もベタベタしないので直接手で触れるものでも気にせず使うことが出来ます。
手入れの方法は革靴と同じです。
- 馬毛ブラシでブラッシング
- デリケートクリーム塗布
- 乾拭き
【パターン③】革ベルト
意外に盲点なのが革製のベルト!ついつい手入れを忘れてしまいがちですが、定期的な手入れは超重要です。
服に直接触れるものなので乳化性クリームではなく、水分量の多いデリケートクリームをチョイスすることいよって色移りも抑える事ができます。
【パターン④】カバン(革の部分)
色移りしない上に、水分が多くベタつきも無いので直接手が触れる箇所にもおすすめです。
最近はカバンの一部(取手だけなど)だけが革製のものも多いので注意して見てみてください。
その他
その他ブーツや、革ジャン、名刺入れなどにもデリケートクリームは向いています!
まとめ
今回はモウブレイのデリケートクリームにフォーカスして紹介させて頂きました。
本当に色々な箇所に使えて価格も高くないので超オススメクリームです。
一家に一つあると重宝すると思います。持っていない方は是非検討してみて下さい。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。