どうも、shiny(シニー)です。
今回は表題の通り、自分の中のリムーバー必要論争に終止符を打つ事が出来たので報告を含めて書かせていただきます。
正直、私自身靴磨きを始めた十数年前からリムーバーは必要なのか?あまりリムーバーを使うのは良く無いんじゃないか?どの程度までリムーバーで汚れを落とすべきか?かなり悩んできました。
今回の記事は同じ疑問を持っている方に捧げたいと思います。
- リムーバーが必要か不要か悩んでいる方!
- リムーバーが必要である根拠が欲しい方!
- オススメのリムーバーが知りたい方!
結論!【絶対必要です。】
結論から言っちゃいます。「絶対必要」です。
まずはこの写真をご覧ください。
この写真は、2年間箱に閉まって保管したスコッチグレインの匠シリーズ(ベガノカーフ)です。
甲の部分を良く見て頂きたいのですが、色がムラっぽくなっているのが分かるでしょうか?
コレ、革のそもそもの色ムラではなく、2年前に保管前の手入れで塗った乳化性のクリームなんです。
「顔料」が残ったのだと思います。
この顔料、ネバネバして&へばり付いており新しい乳化性クリームでは落とす事が出来ませんでした。
しっかり落とすのに1時間半も掛かりましたよ!
最高に楽しかったですけどね。
リムーバーでガツンと古いクリームを落とした画像がこちら↓
顔料が積み重なってベタベタになってしまうようでは、新しいクリームを塗ったところで栄養が補充されることは期待出来ません。
と、いうことでリムーバーでしっかり落とす「必要論」の方にジョブチェンジしました。(そもそもマイルド必要論を支持していました。)
*染料ベースのクリームならもしかしたら不要も大丈夫かもしれません。
向かって左がリムーバーを使用していない靴、右がリムーバー使用後です↓
そもそも私、ほぼリムーバー不要論者でした(マイルド必要論者)
何を隠そう私自身はワックスを掛けた部分には必要だと思っていましたが、全体的にはあまり必要性を感じていませんでした。
ワックス部分だけリムーバーで落とした方がいいんだろうな〜全体はテキトーに。という感じですね。
なんとなく新しいクリームが古いクリームを落としてくれるイメージがありました。
それぞれの主張
調べてみると結構リムーバーについて考えている人がいたので私の意見も含め、それぞれの意見をまとめてみました。
不要論にも二種類あって、「完全にいらない派」「まぁ簡単にはやっているよ派」。私自身は、「簡単にはやる派」=マイルドリムーバー不要論者でした。
必要論
- 古いクリームが残っていると新しいクリームの栄養が行き渡らない。
- リムーバーと言えど、革に良くないレベルではない。
不要論
- 新しいクリームで古いクリームは落とされるから大丈夫。
- めんどくさい。
- 界面活性剤が革に悪い。
マイルド不要論
- 必要論、不要論、どちらも分かるけど、核心に迫る情報がないから一応リムーバーを使った手入れをする。
ブラウンの靴だからこそ気づくことが出来た。
そもそそも手持ちの靴はブラックが多いのですが、今回はたまたまブラウンの靴を保管してリムーバーのありがたさに気がつくことが出来ました。
感謝ですね。
今後の靴磨き
今後はリムーバーを見直して色々な種類を使ってみたいと思います。
ちなみに今回使用したのは超定番のモウブレイのリムーバーです。
水性で革への負担も少なく、価格も安いのでオススメです。
まとめ
今回は、リムーバー必要論、不要論に対して私の中で結論が出てとてもスッキリしました。
10年以上疑問を持ちながらもリムーバーを使っていたので、私の他にも同じ疑問を持っている方は多いと思います。
参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。