シューキーパー

色々買って分かった!サクッと分かるシューキーパーの種類と用途別の選び方!

シューキーパー 選び方 アイキャッチ

どうも、shiny(シニー)です。

靴を買ったら必ず付いてくる問題…それがシューキーパー問題。

必要なのは間違いないんですが、種類が多かったり、全然素材が違ったり…かなり迷いますよね?

今回はそんなシューキーパーの購入を迷っている方に対して、散々色々なシューキーパーを買ってしまった私が、役割・種類・選び方を紹介させて頂きたいと思います。

一通り読んで頂ければ、シューキーパー種類&用途別の選び方をご理解頂けると思います。

■こんな方に読んでほしい!
  • そもそもシューキーパーを迷っている方!
  • シューキーパーの種類が多すぎて迷っている方!
  • 自分の靴に合うシューキーパーが分からない方!

シューキーパーの役割と必要な理由

そもそもシューキーパーは靴のシワを伸ばすことがその役割です。

ではなぜ革を伸ばす必要があるのか?

理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は、1日履いた後にの甲の部分のシワを伸ばす事。1日履いた靴はコップ1杯分の汗を吸収していると言われています。たっぷり湿気を吸って柔らかくなった革は、靴を脱いだ時から少しづつ乾燥しながら硬化していきます。

シワがついたまま硬化した革の靴をまたそのまま履いて…を繰り返すと、シワの深い部分から革が割れてしまいます。

割れてしまった革は二度と元に戻る事はありません。(補修も難しいです。)乾燥前にシューキーパーで革を伸ばしておきましょう!

2つ目は、革を伸ばさないと手入れの時にクリームを深くに塗ることが出来ないためです。シワが深く入った部分は中々クリームがかなり塗りづらいです。

シューキーパーでしっかり革を伸ばしてクリームを浸透させるのがオススメです。

シューキーパーの素材

シューキーパー 選び方 比較

主にプラスチックと木製の2種類です。

木製のものに関しては、ブナの木、レッドシダーなど細かく種類が分かれていますが…と取り敢えずプラスチックと木製があることを覚えておいてください。

木製の種類に関しては、細かく良し悪しがありますが、長くなるので省きます。

素材別の特徴は下記の通りです。

  • プラスチック:軽くて安い。耐久性は低く、見た目も木製に対して劣る。
  • 木製:見た目もカッコよく、耐久性も高い。さらに湿気を吸収する効果、脱臭効果などが期待出来る。価格的には高い。過去破損の経験無いくらい長く使える。

木製の方がおすすめ…かと思いきや、プラスチックも中々いいものがあります。

大事なのは自分の用途に合ったシューキーパーを選ぶことです。

素材を含めた選び方については後ほど紹介します。

シューキーパーの種類

それではシューキーパーの種類について紹介していきます。

この方式が全てではありませんがこれだけ知っていればほぼ完璧です。

紹介するのは下記4つの方式です。

  • バネ式
  • プッシュ式
  • シングルスプリング式
  • ダブルスプリング式

それではいってみましょう!

バネ方式:おすすめ度☆☆★

シューキーパー 選び方 バネ式

つま先の木製の部分とカカトとの丸い部分を真ん中のバネで押す構造です。

良いところは、サイズがかなり幅広く、フリーサイズでほぼ全サイズをカバー出来る所、構造が単純なので耐久性が高い所です。

悪い所はカカトカカト部分に不要な負荷がかかる所ですね。

こんな感じでカカトの一部分を強く押してしまいますのでカカト部分に負担が大きくなります↓

シューキーパー 選び方 バネ式カカト

価格が安く、購入もしやすいい方式ですが、個人的にはあまりおすすめ出来ない方式です。

プッシュ方式:おすすめ度☆★★

シューキーパー 選び方 プッシュ式

プラスチックのシューキーパーで使われる方式です。

中折れ式になっており、真ん中を押す事でシューキーパーの前後を伸ばします。

プラスチックのため圧倒的に軽く、価格も安い!

一つのシューキーパーでカバー出来るサイズも多いです!

ある程度カカトも押せるので、用途によってはオススメできます。

シューキーパー 選び方 プッシュ式 カカト

シングルスプリング方式:おすすめ度☆★★

シューキーパー 選び方 シングルスプリング

この辺りからちょっと本格的なシューキーパーっぽくなります。

耐久性があり、木製のため湿気の吸収、消臭効果なども期待出来ます。

靴とほぼ同じ形状のため、押す力を均一に掛ける事が出来ます。

このあと紹介するダブルスプリング方式に比べ、スプリングが1本のため安定感は劣ります。

オールデンの純正シューキーパーもこの方式です。

シューキーパー 選び方 シングルスプリング 装着

ダブルスプリング方式:おすすめ度★★★

シューキーパー 選び方 ダブルスプリング

シングルスプリング方式のさらに進化させた方式になります。

ヒンジの部分が2本になっており、耐久性、安定性を上げたシングルスプリング方式の上位版です。

シューキーパー専門のメーカーや、購入靴の純正シューキーパーなどはコチラの方式が多いですね。

私が今買い足しているのは全てこの方式のものになります。

シューキーパー 選び方 ダブルスプリング カカト

写真はスレイプニルというブランドのシューキーパーです。

この詰まっている感がたまりません。

スレイプニルが今の所一番おすすめですが、コスパの良いモデルもあります。

用途別、おすすめシューキーパーの選び方

自宅用で選ぶならダブルスプリング方式

自宅用で選ぶならダブルスプリング方式に決まりです。

全体を靴に負荷がなく革を伸ばす事が出来ます。

同じダブルスプリングタイプでもかなり価格差があるので悩むと思いますが、こだわるのであればスレイプニルのシューキーパーがおすすめです。

スレイプニルのシューキーパーはサイズも細かく選べてカカト部分も丸みがあるのでノーブランドのものよりもさらに負荷なく革を伸ばす事が出来ます。

スレイプニルのシューキーパーについては記事にしておりますので気になる方は是非参考にしてみてください。

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軽くてしっかり革を伸ばしてくれます。

私は出張の際、スコッチグレインのプラスチック製の純正シューキーパーを使っておりますが、無ければアイリスオーヤマのシューキーパーがおすすめです!

シューキーパー入れ方

ダブルスプリング方式の入れ方

つま先の方から入れていきます。

外側からひねるように入れるとうまく入ります。

シューキーパー 選び方 ダブルスプリング 入れ方1

次にカカトを押し込んで行きます。

シューキーパー 選び方 ダブルスプリング 入れ方2

これで完成です。

シューキーパー 選び方 ダブルスプリング 完成

圧倒的に見た目がカッコいい!!

プラスチックのプッシュ方式の入れ方

最初にしっかりサイズ調整をしておきます。

穴の位置でサイズを選択出来ます。

キャンドゥ サイズ調整

つま先をしっかり挿入したらカカトの部分を入れます。

シューキーパー 選び方 プッシュ式 入れ方1

最後に真ん中の折れ目を押して靴にテンションが掛かったら完成です。

シューキーパー 選び方 プッシュ式 入れ方2

シューキーパーはいつ入れる?入れっぱなし?

シューキーパーを入れるタイミングは家に帰ったらすぐに入れます。

湿っているうちに革を伸ばすことによって乾燥しても伸びた状態をキープ出来ます。

一度入れたシューキーパーは次履く時まで入れっぱなしでOKです。

まとめ

最後まで読んでくださいまして誠にありがとうございした。

今回のまとめとしては…

  • シューキーパーは絶対必要!
  • 自宅用にはダブルスプリング方式!
  • 落ち運びが多い方はプラスチックのプッシュ方式!
  • ダブルスプリング方式には超コスパシューキーパーがある!

こんな感じです。

色々買いましたが、ダブルスプリング式が一番安定しています。

是非参考にしてみてください。

最後まで読んでくださいまして誠にありがとうございました。

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