どうも、shiny(シニー)です。
雨続きの梅雨の時期や想定外の雨…革靴好きにはたまらなく嫌ですよね…。
雨が靴下に染みてくるだけならマシですが…靴自体のシミになったりしたらもう気分がかなり落ちます…。
今回はそんな雨に対抗して、【雨に強い靴】【雨に強くする方法】【雨に降られた後の対処法】について書いていきたいと思います!
- 雨に強いおすすめの革靴を教えてほしい!
- 革靴を雨に強くしたい!
- 雨に降られてしまった後の手入れの方法を知りたい!
雨と革靴、そもそもの相性が悪い!
そもそも革靴自体、雨との相性が抜群に悪いです。
単純に革自体が水分に弱いからです。
アッパーの革だけならまだしもレザーソールは特に相性としては最悪ですね。
アッパーはライトブラウンなど明るい色ほど特に注意が必要です。
明るい色はシミがかなり目立ちます。
相性から考える【雨に強い革靴の条件】
革靴と雨の相性は最悪ですが、一つ一つ弱点を潰していけば雨に強い靴をチョイスする事が出来ます。雨用の靴の条件を並べてみました!
【条件①】ゴムソールであること!
必須中の必須条件ですね。アッパーの革がどれだけ雨対策されていてもレザーソールだと意味がありません。
水が染みてしまいます。
ゴムソールを選んでいただければソールから水が染みることは基本的に無いです。
【条件②】ガラスレザーまたはメーカーが雨用として発売されている革を採用している!
ガラスレザーは革の表面に樹脂コーティングがされている革なので水にとても強いです。
水に強い上、コストが非常に安い点がメリットです。デメリットとしては樹脂コーティングされているためクリームが入りづらく、手入れをする楽しみが無いことですね。(手間を掛けたく無い方には超おすすめ!)
メーカーが雨用として発売している靴とは、スコッチグレイのシャインオアレインやリーガルの01TRCEなど各メーカーが雨対策して発売されている靴を指します。撥水加工された革を使ったり、ゴアテックスを使ったりかなり手の込んだ雨対策がされているのが特徴です。
価格は高めですが、雨用としてはこちらの方がおすすめです。
↓ジャランスリワヤのチャッカブーツに水滴を垂らすとこんな感じのシミが付きます。時間が経てば消える程度ですが、ゴムソールを最初から履いている革靴でもアッパーの革が雨に強いとは限りません…。
【雨に強い靴の紹介その1】ケンフォード【KN79ACJW】
アッパーはガラスレザー、ソールはゴムソール、製法がセメンテッドなのでソール交換は出来ませんが、コストパフォーマンスは最強です。ケンフォードはリーガルが展開するブランドなので作りもしっかりしています。
お手頃な雨用靴を探している方に超おすすめ出来る一品です。
【雨に強い靴の紹介その2】スコッチグレイン シャインオアレイン
スコッチグレイン独自のSGソール、撥水レザーを採用した雨用の革靴になります。私も一足持っていますが、かなり防水性が高く、今の所7〜8年以上使用しても撥水効果は維持されています。
ネットではあまり売っていないので購入はアウトレットがおすすめ!(楽天はふるさと納税価格なのでかなり高いです…。)
撥水レザーを使っているので鏡面磨きはNG。
実際のシャインオアレインはこちら↓
スコッチグレイン シャインオアレインの手入れ方法の基本をバッチリ紹介させて頂きます!
どうも、shiny(シニー)です。 最近雨がよく降りますね。 雨用の革靴お持ちですか?私が愛用しているのは…スコッチグレインのシャインオアレインです。 撥水加工された革を使用しているため、かなり防水効 ...
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【雨に強い靴の紹介その3】リーガル 01TRCE
リーガルの01TECEはゴアテックスを使用したかなり防水性の高い靴になります。
シャインオアレインと違い、革は普通の国産カーフなので鏡面磨きなどもOKです。
おそらく防水性の観点からいくと現在の革靴の中では最強の部類に入ると思いますが、オールソールを実施すると防水性が落ちます。
仕方の無い事ですが、唯一残念な所です。
【追記】リーガル01TRCE購入しました!
上記リーガルの01TRCEを購入しました。
防水スプレーと合わせれば、ゴアテックスも相まって防水性は完璧です。
手入れも楽しめる靴になるので気になる方は購入して後悔しない靴だと思います。
リーガル01TRCE購入の記事はコチラ!
手持ちの靴を強化【雨に強くする方法】
しっかりと手入れをする
乳化性クリームや油性クリームでしっかり手入れをするのもしっかりとした雨対策になります。
特に油性クリームは塗っておくと多少マシになります。
防水スプレーを使う
手軽でオススメしたいのがこの方法!昔はあまり使いませんでしたが、最近よく使います。
革靴専用の防水スプレーはサッとひと拭きすれば革靴の光沢が復活します。(しっかり手入れした上で。)
使う時は必ず屋外で使用してください。(思わぬ事故に発展する可能性あります。)
スプレー後はマットな感じです。
ひと拭きすればこの通り!
もちろん下地でしっかり手入れをしている前提ですが、この仕上がりで防水効果もしっかり維持しています。
オススメはコロニルのウォーターストップです。
革用なのでシミを気にせず使えるがいいですね。
突然の雨でも大丈夫!【雨に降られた後の対処法】
雨を拭いてからシューキーパーを入れる
革は乾燥していく過程で硬化していきます。形を整えず乾燥させると、せっかくの形が崩れてしまいます。
また、履き皺をシューキーパーで伸ばさずに乾燥させるとそのまま深いシワが入ってしまい、革が割れる原因になります。
最近は木製のシューキーパーでもかなりお手頃のモノが発売されていますので、必ずシューキーパーを購入して装着させる癖をつけましょう!
底を浮かして風通しの良いところにで自然乾燥
直射日光はNGです。日陰の風通しの良いところで自然乾燥させましょう。
注意!ドライヤーは絶対NG!
ちなみにですが、ドライヤーでの急速乾燥は絶対NGです。革の一部が急速に乾燥することによって、革の引張合いが起きて革が割れます。
【後日の手入れ①】乳化性クリームを塗布
全体的に革が乾いているので水分と油分を補給していきます。
今回はブートブラックのシュークリームを使いました。
スコッチグレインの店員さんにオススメされてから愛用しています。
指の入らない細かい箇所(コバの部分等)はペネトレイトブラシを使うと手入れしやすいです。
基本、手持ちのクリームの色と同数だけ購入することをオススメします。
【後日の手入れ②】豚毛ブラシで全体をブラッシング!
乳化性クリームをと塗布後、豚毛ブラシで全体をブラッシングして完了!
豚毛ブラシは激安ブラシ使ってます!
この価格で10年以上使える超コスパ品です。オススメ!
完成!
これで水分も油分補充出来ました。雨は靴の水分と油分を奪ってしまいます。
雨に打たれてしまった後は、後日しっかり手入れをしましょう。
まとめ
今回は、雨と革靴をテーマに【雨に強い靴】【雨に強くする方法】【雨に降られた後の対処法】について書かせて頂きました。
梅雨の時期だけではなく、雨は一年中降るものなのでしっかりと準備をして雨の日でも楽しい革靴ライフを楽しみましょう!
最後まで読んでくださいまして誠にありがとうございました!