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革靴用の防水スプレーおすすめはコレ!シミにさせない使い方!

防水スプレー おすすめ アイキャッチ

どうも、shiny(シニー)です。

革靴に防水スプレーってしていますか?

私はしたりしなかったり…ですが、最近はなるべく防水スプレーをするようにしています。

雨に濡れるのが嫌なのもありますが、防水スプレーの汚れを付着させない効果、これが中々良いんです。

とは言え、防水スプレーは良いことばかりではありません。

シミになったり、白くなったり、鏡面が曇ったり…使うスプレーや使い方を間違えるとデメリットも大きくなります。

今回は、革靴に防水スプレーをするにあたりシミにならない、白くならない、しっかりと鏡面を維持できる防水スプレーとその使い方をご紹介させて頂きます。

■こんな方に読んでほしい!
  • 革靴に防水スプレーをするか悩んでいる方!
  • オススメの革靴用の防水スプレーを知りたい方!
  • 防水スプレーで曇ったような仕上がりになるのが嫌な方!

そもそも、革靴に防水スプレーは必要?

雨用靴で防水効果の無いものは必須、晴れ用の靴なら必須ではありませんが、出来る事なら防水スプレーをすることをおすすめします。

不意の雨にも対応出来るので、スプレーをしてあると便利です。

防水スプレーは何でも良いわけではありません!

まず基本的な事から。

防水スプレーには「フッ素系」「シリコン系」の2種類があります。

簡単に言うと、フッ素系は素材に染み込んで防水効果を与えるのに対し、シリコン系は素材にコーティングするようなイメージです。

結論だけ書くと、革靴には「フッ素系」の防水スプレー一択です。

シリコン系は革靴のように動きがある素材には向かないので注意してください。

私が考える革靴に向いている防水スプレー

フッ素系の防水スプレーの中でも革靴用であるならば、「革用」に特化した防水スプレーを強くオススメします。

革と布は全く構造が異なりますし、防水スプレーをした後の工程が異なります。

後ほど使い方の箇所で説明しますが、革の場合は防水スプレーが乾いた後、柔らかい布で拭き上げます。

※スニーカー用の防水スプレーは最後に拭き取りを行いません。

白く跡が残らないようにする為には防水効果を残しつつ、表面をしっかり拭き取れる(鏡面磨きが復活出来る)防水スプレーを使う必要があります。

おすすめはコレ!

上記より私がおすすめする革靴用の防水スプレーは、コロニルのウォーターストップです。

フッ素系、革専用で、何度も使っていますが鏡面磨きもしっかり復活しますし、白くシミになったこともありません。(正しく使った場合に限る!)

もちろん防水効果は抜群です!

同じコロニルの上位製品として、コロニル1909シュプリームプロテクトスプレーという製品もあります。

こちらのスプレーは、防水効果+保革効果のある高級防水スプレーです。

ちょっと価格がお高いのと、事前にしっかり手入れをしていれば、保革は必要がないので、今回はウォーターストップに軍配を上げさせて頂きました。

効果としてはこちらもかなり高いのでおすすめです。

防水スプレーをする前に必ず靴をキレイに手入れしましょう!

使い方を紹介させて頂く前に超重要事項です。

防水スプレーをする前には必ず革靴をキレイに手入れして下さい。

キレイにしていないと、ゴミやホコリ、汚れに防水スプレーをしている状態になります。

また、防水スプレーとホコリが混じり合って紫外線で黄色く変色する事もあります。

必ず手入れをしてから防水スプレーをするようにして下さい。

全体の工程を簡単に要約すると下記の通りです。

  1. 馬毛ブラシで全体をブラッシング
  2. リムーバーで汚れ落とし
  3. 乳化性クリームで保革
  4. ワックスで鏡面磨き
  5. 防水スプレーを吹きかける←下記使い方紹介はココからスタート
  6. 全体を磨いて曇りを無くす
  7. 完成!

1〜4までの手順は下記の記事を参照してみて下さい。

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防水革靴用!スプレーの使い方!

それでは早速使い方の紹介!

キレイに手入れした革靴を用意!

上記の通り、キレイにした革靴を用意します。

防水スプレー おすすめ 手入れ前

防水スプレーをかける!

次に防水スプレーを吹きかけていきます。

この作業は、必ず屋外で行って下さい。

防水スプレー おすすめ スプレー

乾燥後、2回目の防水スプレー

ある程度乾燥したら2回目の防水スプレーをします。

1回目と同じく、必ず屋外で行って下さい!

柔らかい布で全体をサッと拭く

防水スプレー後の仕上がりはこんな感じです。

乾燥後はかなり曇った状態です。

防水スプレー おすすめ スプレー後

ここから柔らかい布で全体を拭き上げていきます。

強く擦るのはNGです。

優しく拭いていきましょう。

防水スプレー おすすめ ネル生地

「ネル生地」がオススメです。

布オムツにも使われる素材で、鏡面磨きの際も使えます。

私は大きめのネル生地を購入して、使いやすい大きさにカットして使っています。

ネル記事の作り方は下記の通りです。

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比較するとこんな感じです。

防水スプレー おすすめ 比較

完成!

両足磨いて完成です。

防水スプレー おすすめ 完了

鏡面磨き部分と全体のツヤを維持しつつ、防水効果を持たせる事が出来ました。

強く擦りすぎると防水効果が落ちてしまう可能性があるので注意してください。

もちろん、シミや白くなったりはしていません。

完全防水するならゴアテックスに防水スプレー!

ほぼ完璧な防水効果を持たせつつ、革靴の手入れを楽しみたい方にオススメなのがリーガルのゴアテックス製品、01TRです。

表面は国産カーフ、内側はゴアテックスを採用しており、雨をほぼ完璧に防ぐ事が出来ます。

このゴアテックスに防水スプレーをすると最強です。

本当に水が入ってこない上に全然蒸れない!

それでいて、しっかり手入れも楽しめる!

雨用の革靴をお探しなら是非検討してみてください。

まとめ

今回は、革靴用の防水スプレーについて書かせて頂きました。

まとめるとこんな感じです。

  • 防水スプレーはフッ素系が必須!
  • フッ素系の中でも革用を選ぶ!
  • 防水スプレー後ネル生地で全体を拭き上げる!

最後まで読んで下さいましてありがとうございました。

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