クリーム

サフィールノワールスペシャルナッパデリケートクリームを購入したので正しい使い方と効果をレビュー!

2020年2月16日

スペシャルナッパデリケートクリーム アイキャッチ

どうも、shiny(シニー)です。

ついに高級デリケートクリーム「サフィールノワールスペシャルナッパデリケートクリーム」を購入してしまいました!

購入のキッカケ↓

  • モウブレイのデリケートクリーム以外使った事が無かったので試してみたくなった!
  • 色々配合されているデリケートクリームの実力を知りたい!
  • サフィールのクレム1925の力を十分に発揮したい!

今まで購入しなかった理由は…とにかく高い!

良いものなのは分かってはいるんですけど、値段が高い!

内容量もありますが、モウブレイのデリケートクリームよりも倍近く高いんです。

お値段、なんと!2,420円(税込み)!!

意を決して購入しましたので、今回は実際使ってみて色々検証していきたいと思います。

*ショップの店員さん、ウロウロ迷ってすいませんでした…。

■こんな方に読んでほしい!
  • スペシャルナッパデリケートクリームの使い方と効果を知りたい方!
  • 乳化性クリームとの違いを知りたい方!
  • 完璧に見えるデリケートクリームのデメリットが知りたい方!

そもそもデリケートクリームとは?

デリケートクリームとは、「革に栄養と潤いを与えるクリーム」です。

特徴としてはほぼ(8割)水分でできている点。特に革に栄養と水分を補充する事が出来るクリームと覚えていただければ問題無いです。

注意点としては水分が多いため乾きやすい事。「化粧水」みたいなイメージですね。

そもそも革(特に革靴)には「水分」+「油分」が必要なのでデリケートクリームを使う時は油性のクリームを併用するのがおすすめです。油性クリームは「乳液」のイメージですね。

(簡単にデリケートクリームだけ使うのも問題はありません。)

サフィールノワールスペシャルナッパデリケートクリームとは?

スペシャルナッパデリケートクリーム

フランスのアベル社が発売しているサフィールノワールブランドのデリケートクリームです。

下記サフィールHP引用

アニリンカーフ、シープスキンなどのデリケートなソフト革に栄養を与え、ひび割れを防ぎ、美しいツヤと風合いを保ちます。

ミンクオイルやホホバオイルを皮革に与えるだけでなく、靴クリーム・クレム1925の持つ効果との相乗効果が発揮され、靴のコンディションを整えます。

引用:サフィールHP

やはりクレム1925(油性クリーム)との相性はかなり良さそうですね。

乳化性クリームとの違い

デリケートクリームは水分が多いクリームです。

一方、乳化性クリームは、すでに「水分」と「油分」が合わせてある2in1なクリームです。

革に必要なのは「水分」と「油分」なので一発で完了させるのであれば乳化性クリームがオススメです。

では、デリケートクリームはコレだけで使えないのか?と言われるとそうでもありません。

上記でも書かせていただいた通り、デリケートクリーム→化粧水、油性クリーム→乳液みたいなイメージです。

別々にすることによってそれぞれの良さを最大限に引き出すことができます。

後で紹介しますが、デリケートクリームを靴用に使う場合は油性クリームとの併用がオススメです。

サフィールノワールスペシャルナッパデリケートクリームの成分

他のデリケートクリームに対してかなり高額なのでどんな素晴らしい成分が含有されているか調べてみました。

よく使っているモウブレイのデリケートクリームと成分を比較してみると、追加の成分は以下の通りでした・

  • ホホバオイル
  • 小麦プロテイン
  • ミンクオイル

なんだか美容液っぽいですね。少し調べてみました。

ホホバオイル

乾燥肌の改善に役立つ美容オイルでした。無印良品の化粧水などにも使用されており美容液としてかなり知名度が高いようです。

小麦プロテイン

よくシャンプーなどに含まれており、タンパク質を補充する役割があるようです。

ミンクオイル

これはブーツの手入れ必需品ですよね。ミンクオイルが少量でも含まれているということは…結構革は柔らかくなりそうですね。

さすが色々入っています!

スペシャルナッパの「ナッパ」って何?ド◯ゴンボール??

簡単に言えばナッパ=「柔らかく鞣した革」の事です。

元々はアメリカのナッパ地方で作られていた革の総称で、山羊革、羊革の事を指していましたが今は柔らかく鞣した光沢のある革(牛革)の全体を指します。

とりわけ柔らかく鞣した光沢のある革に使えるデリケートクリームということですね。

使える革↓

  • シープスキン
  • ラムスキン
  • オーストリッチ
  • ヌメ革
  • 光沢のないアニリンカーフ
  • 光沢のない本染め革など

かなりシミになりにくいのでかなり使える幅が広いです!

クレム1925との違い

スペシャルナッパデリケートクリームは主に水分を補充するクリーム。

クレム1925は油分を補充するクリームです。デザインが似ているので間違えそうです。

使い方としては、デリケートクリームの後にクレム1925を塗布する流れになります。

順番間違えると全然水分が補充できないので注意が必要です。

スペシャルナッパデリケートクリームを靴に使ってみる

実際に革靴の手入れ方法を紹介します。

ブラッシング

全体の汚れや埃を落とすため馬毛ブラシを使って全体をブラッシングします。

スペシャルナッパデリケートクリーム ブラッシング

写真は化繊のブラシです。柔らかめのブラシであれば化繊でもOKです。

私がいつも愛用しているのは、コロニルの馬毛ブラシです。

スペシャルナッパデリケートクリームを全体に薄く塗布

ここでようやく登場!スペシャルナッパデリケートクリーム!

薄く全体に塗布します。伸びが良いのでまずは少量でOKです。

塗り過ぎは禁物です。

スペシャルナッパデリケートクリーム 塗布量

全体に塗ったら3分放置してください。

3分で成分が浸透します。

豚毛ブラシでブラッシング

今度は豚毛ブラシでブラッシングをしたら完了です!

向かって左側:スペシャルナッパデリケートクリーム塗布

向かって右側:ブラッシングのみ

スペシャルナッパデリケートクリーム 塗布 左側

写真では分かりづらいですがスペシャルナッパデリケートクリームを塗布した方は、かなりモチモチです!

サフィールノワールクレム1925を組み合わせてみる!

さらにサフィールオススメの方法、クレム1925を組み合わせてみます。

最初の方でも書いた通り、スペシャルナッパデリケートクリームは油性のクリームと合わせて使った時に最高の力を発揮します。

クレム1925は「油性クリーム」です。しかも同じサフィールの最高ライン。合わないはずがありません!

全体にサフィールノワールクレム1925を塗布する

クレム1925を薄く全体に塗布していきます。

スペシャルナッパデリケートクリーム

向かって左側だけ塗布しました。

塗布後、5分放置します。

豚毛ブラシでブラッシング&乾拭き

豚毛ブラシでブラッシングしてから乾拭きしたら完了です。

どうでしょう?かなりいい感じに仕上がりました。

向かって左側:スペシャルナッパデリケートクリーム+クレム1925

向かって右側:ブラッシングのみ

なかなか写真では伝わりづらいのが残念です…。

実際の仕上がりは全然違います!モッチモチですよ!

ちなみに豚毛ブラシは激安ブラシを愛用しています。

まだ持っていない方是非検討してみてください。

作業性がかなり向上します。何より安い!!

クリームの色事に使い分ける必要があるので毛色は「ホワイト」がオススメです。

唯一のデメリット…

ハッキリ言ってあまりニオイが好きではありません。(個人的な感想です。)

これは好みがあるのでなんとも言えませんが、我が家は家族からも不評です…。

本来デリケートクリームは、あるベルト、革のかばん、財布などにも使えますが、ちょっと我が家では厳しいです。

仕上がりが良いだけに残念…。

モウブレイのデリケートクリームとの使い分け方

私の使い分けは、デリケートクリーム→財布、かばんなど身の回りの革製品、スペシャルナッパデリケートクリーム→革靴専用デリケートクリームです。

上記の通り、ニオイが気になるので手元で使うものに関してはモウブレイを使用しています。

まとめ

今回はサフィールノワールスペシャルナッパデリケートクリームについて色々書かせて頂きました。

デリケートクリームで革靴を手入れする場合は、クレム1925とセットで使うのが相性も抜群でオススメです。

仕上がりはデリケートクリームの中では、今のところ一番オススメですね。

是非参考にしてみて下さい。

最後まで読んでくださいましてありがとうございました。

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