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靴磨き用の布は「綿生地」と「ネル生地」の2種類を使い分け!巻き方&超おすすめの自作方法を伝授!

2019年8月19日

靴磨き 布 巻き方と作り方 アイキャッチ画像

どうも、shiny(シニー)です。

靴磨きに「布」は絶対欠かす事が出来ないアイテムですよね。

最近はシューケアメーカーから専用の布が発売されていますが…もしかして高いお金を出して購入していませんか?

もったいない!

実は靴磨き用の布は、靴磨き道具の中で唯一自作出来るアイテムなんです、

自作することによってコスト的にもかなり安くなりますし、何より道具に愛着が湧きます!(少し不格好になる可能性もありますが、それもまた良し!)

また意外にも使い古したTシャツは吸水性にも優れているので自作が超おすすめです。

今回は布の自作の方法と布の巻き方について詳しく紹介させて頂きたいと思います。

この記事をご一読頂ければ、自作の方法とカッコイイ布の巻き方が身につくかもしれません!

是非参考にしてみてください。

■こんな方に読んでほしい!
  • 靴磨き用の布をコスパよくゲットしたい!
  • ネル生地について詳しく知りたい!
  • 布の巻き方について知りたい!

靴磨き用に必要な布は2種類

靴磨きに必要な布は、この2種類だけです。

  • 綿の布
  • ネル生地

汚れ落としや乾拭き用に使う綿の布と、ポリッシュ、仕上げで使うネル生地の布の2種類です。

綿、ネル共にメーカーから発売されていますが私はどちらも購入した事はありません!

全て自作で賄っています!安い&使いやすい!!自作最高!!

【綿の布】使い方!

具体的にどのように使っているのか?

綿の布の使い方は基本的に汚れ落とし用になります。

ブートブラック 豚毛ブラシ リムーバー

手に巻いて、リムーバーを染み込ませて、古いワックスや古いクリームを拭き取っていきます。

古いワックス・クリームの上に新しいクリームを塗っても浸透しないので、靴磨きに必須の布になります。

【ネル生地】使い方!

ネル生地は表面が柔らかく、鏡面磨きをする時に使います。

ブートブラック 豚毛ブラシ ミラーグロス

ワックスは柔らかい布を使わないと、いつまで経っても表面が鏡面になりません。

ネル生地を使いこなせればつま先mの仕上がりはこの通り!

ブートブラック 豚毛ブラシ 屋外撮影

ピカピカに仕上げる事が出来ます。

全体像と使い所

全体の流れで見るとこんな感じです。

  1. 紐を取る
  2. シューキーパーを装着
  3. 馬毛ブラシでブラッシング
  4. リムーバーで汚れ落とし(←【綿の布】)
  5. クリームを塗る
  6. 豚毛ブラシでブラッシング
  7. ワックスで鏡面磨き(←【ネル生地】)

自作方法とサイズを公開!

綿の布の作り方

まずは、綿の布(汚れ落とし用)の作り方からご紹介します。

Tシャツの袖の部分をハサミで切ります。

袖の部分と本体の部分を前部分と後ろ部分に分離します。こんな感じ↓

上記のように切り分けたら縦10cm✕横20cmに切り分けていきます。

Tシャツの幅が約40cmなので真ん中の布を半分に切ってから10cm間隔で切っていくとちょうどいい感じに切れます。

主にリムーバーで汚れを落とす時、乾拭きをする時に使うので頻繁に拭く場所を変えます。

ネル生地のようにしっかり巻くことは無いので大きさもある程度適当でOKです。

大体これで1枚のTシャツにつき30枚程度布が出来上がります。

余談ですが…某アメリカンイーグルとユニクロのTシャツを2枚カットしましたが、ユニクロのTシャツの品質の良さには驚かされますね。まぁどちらのTのシャツも靴磨き用の布として最後までしっかり使えてコスパ最強です!

ネル生地の作り方

次にネル生地の作り方を紹介します。

ネル生地は、自宅に無い方がほとんどだと思います。なので、生地自体を購入しましょう。

今回は縦100cm✕横70cmのものを購入しました。

生地のサイズとしては大体縦7〜8cm✕横50cmにカットして完了です。20枚程度出来ます。

ネル生地は再利用することが出来るので、5回使えたとしても…100足は磨ける計算です。超お得!

布の巻き方と使い方

綿生地の巻き方【STEP①】

人差し指と中指に布の真ん中辺りを被せます。

主にリムーバーを染み込ませて全体の汚れ落としをするのに使うので、次々に拭く場所を変える必要があります。従って、巻き方は少し位ラフな方が良いです。

綿生地の巻き方【STEP②】

余った布を後ろに引っ張ります。

綿生地の巻き方【STEP③】

引っ張った布を回転させながら掌の方へ戻します。

綿生地の巻き方【STEP④】

親指で挟んで完了です。解いたり、結んだりを繰り返すパターンが多いので簡単かつ寄れないこの方法がおすすめです。

ネル生地の巻き方【STEP①】

カットしたネル生地の端の方を人差し指と中指に被せます。

ネル生地はポリッシュ仕上げの時に使うのでしっかりと張っている必要があります。

ネル生地の巻き方【STEP②】

ネル生地を後に引っ張ります。

ネル生地の巻き方【STEP③】

引っ張った生地を後ろでひねります。

ネル生地の巻き方【STEP④】

ひねった生地を前で結びます。

ネル生地の巻き方【STEP⑤】

結んだ布を引っ張りながら手の甲の方へ持っていったら完成です!

洗濯は可能か?

洗濯は可能です!私はネル生地のみ洗濯して数回使用しています。

綿の生地は使い捨てです。Tシャツやシャツは使えなくなったものがかなり溜まるので基本新しい布を使うようにしています。

まとめると、綿の生地→使ったら捨てる。ネル生地→4〜5回洗ったら捨てる。こんな感じです。

ネル生地を捨てる時の基準

4〜5回と書きましたが、数で決めているわけではなく「ネル生地独自のフワフワ感がなくなってきた時」が捨て時ですね。

巻き方の特性上、大体何度も同じ場所を使うことになるので使用する箇所は洗濯の度に表面が擦れていきます。

表面が明らかに固くなった時は捨てましょう。見た目としては表面がこんな感じになった時が替え時です。↓

フワフワの部分が無くって下地が見えてしまっている状態です。ちなみに新品はこんな感じ↓

ネル生地めんどくさい!綿の布だけで全工程を行いたい!という方へ

価格的にもそんなに高く無いものですが、布を買って更に切るのって意外に抵抗感ありますよね。

(まぁ簡単に言うとめんどくさい…)

安心してください!

綿の布だけで全行程を完結することも一応可能です。私自身も7〜8年ネル生地を使っていませんでした。

出来るか出来ないか?と聞かれたら出来ます。が…

結論、やっぱりネル生地は必要!

買うのも、切るのも、使い分けるのも面倒くさいかもしれませんが、ネル生地はあった方が超便利!

理由は2つ。1つ目はポリッシュに掛ける時間を大幅に短縮出来る事、2つ目は最終的な鏡面磨きの質が圧倒的に上がる点です。

これまで何度も鏡面磨きに挑戦して中々上手くいかない方はネル生地を導入いただければかなり納得のいく仕上がりに近づくのではないかと思います。

シューケア以外のネル生地の使い方

綿の生地は「お掃除」くらいにしか使えませんが、ネル生地は意外にも使える幅がかなり広いです。

ネットで調べると…ドリップコーヒーを濾す部分やおむつなどにも使えるみたいです。

私はパソコンの画面を拭くのに使っています。今まで水拭きをしてもなかなか拭いた線が消えませんでしたが、水拭きのあとネル生地を使うと本当にキレイになります。

あとはメガネ拭きとしても中々優秀ですよ。

お試しあれ!

まとめ

今回は靴磨き用の「布」についてまとめさせて頂きました。

最初は服を切ったり、布を切断したりするのは抵抗があるかもしれませんが、価格・愛着の観点から布の自作は本当にオススメです。

特に手のサイズの大きい方は市販の布では中々合わなので是非自作に挑戦してみてください。

最後まで読んでくださいましてありがとうございました。

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