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ロイドフットウェアのシリーズまとめ!お得な買い方・OEM先・販売店舗まとめて答えます!

2019年8月15日

どうも、shinyです。

革靴にハマってくるとどうしても気になるのが、英国製(もちろんノーザンプトン)!!

しかし、なかなか英国のラスト(靴の木型)が合わない方もいらっしゃると思います。(ちなみに私もその一人!)

諦める事無かれ!

今回は、日本人の足に合わせたラストなのに英国製!良いとこ取りの「ロイドフットウェア」の全貌をまとめて紹介させて頂きたいと思います。

高品質英国製(しかも超一流工房)+日本の足にあったラスト採用の完全無双の革靴です。

足の形が合わないからといって英国製を諦めかけている貴方!是非この記事を読んでみてください。

■本記事の内容
  • ロイドフットウェアというブランドについて
  • お得な購入方法
  • ロイドフットウェアシリーズ全貌【おすすめ】
  • シリーズを判別するための裏技

ロイドフットウェアとは?

ロイドフットウェアとは、1971年に豊田茂雄さんという方が設立したブランドです。

今でこそ、日本で英国靴を扱うブランドとして超有名ですが元々は英国のアンティーク家具や雑貨・古着などを扱うショップが始まりです。

オープンから数年後革靴も取り扱うようになり、取り扱い当初から革靴の聖地、イギリスのノーザンプトンに、日本人に合う木型を持ち込むスタイルで流行りに左右されないクラシカルな革靴を提供し続けています。

木型が日本人向けだと何がいいのか?

イギリスの靴をそのまま輸入するのではなく、日本人の足の形状に合わせた木型を使って、わざわざ英国のノーサンプトンで作る…効率がとてつもなく悪いでが、実はこれこそがロイドフットウェアの強みなのです。

その理由は日本製革靴の強みと弱みを見ると…見えてきます!

日本製革靴の強み

日本製の靴の強みといえば、国産ならではの日本人の足にあった靴の形状ですね。

そもそも日本で作っているので当たり前に思うかもしれませんが、意外に外国の方とは足の基本的な形に違いがあることが多いのでかなり重要ポイントです。

日本製革靴の弱み

木型がフィットする日本製の革靴も残念ながら弱い所があります。

それは革質とデザイン(雰囲気)です。

日本製の革ももちろん品質的には良いとは思うのですが…やはり同じタンナーでも良い革が巡ってくる事が少ないと感じます。デュプイ、アノネイ、ウィンハイマー…超一流と呼ばれるタンナーはことごとくヨーロッパ圏なので仕方ないのかもしれません。

また、全体のデザイン(というよりか雰囲気の方が正しいかも)は磨けば磨くほど英国革靴に及ばないです。

シェットランドフォックスはかなりイイ線いっていると思いますが、やはり歴史が違いますね。

強みと弱みのまとめ

  • フィッティング=日本製革靴の方がフィットする。
  • 革質=英国製革靴の方が優勢。
  • 雰囲気=全体のバランスは英国靴がかなり優勢。

日本製と英国製を比較して分かるロイドフットウェアの強み

もうお気づきかもしれませんが、ロイドフットウェアは日本人に合わせた木型をノーサンプトンに持ち込みことにより、日本製・英国製の各々の強みを生かしています。

  • フィッティグ=日本人向けの木型を使うことにより日本人に合う。
  • 革質=木型のみの持ち込みなので英国の革がそのまま採用される。
  • 雰囲気=木型は違えどデザインの基本は英国なので損なうことはない。

木型を持ち込む事によってスキの無い革靴が完成します。これがロイドフットウェアの強みなのです。

ロイドフットウェアの靴を購入するには?

ロイドフットウェアの靴を購入する方法は4つあります。

  1. ロイドフットウェア直営店からの購入
  2. ETON HOUSE(楽天ショップ)での購入
  3. メルカリ、ラクマなどで購入
  4. 販売店からの購入
  5. 2020年9月追加!ロイドフットウェアがECサイトを立ち上げました!

1つ目はロイドフットウェア直営店での購入。噂のこだわりフィッテングを受けてみたい方におすすめです。

2つ目の楽天ショップ購入は、専門スタッフによるフィッティングは受けられないものの品揃えが豊富なのでシリーズとフィッティングがある程度わかっている方にはおすすめです。

3つ目のフリマアプリでの購入も同じくある程度シリーズ名を見分けられるレベルの方でしたらおすすめ出来ます。

4つ目は販売店での購入。専門スタッフにフィッティングを相談出来ない点、おそらく直営店よりも品数が少なくなるのであまりおすすめ出来ません。

5つ目、遂に立ち上がりました。ロイドフットウェアのECサイトです。ご自身のサイズ感が分かっている方はおすすめです。

実際の購入方法としては1〜3(&追加の5つ目)がおすすめなので詳しく解説して行きたいと思います。

【おすすめ購入方法①】ロイドフットウェア直営店からの購入

ロイドフットウェアの直営店は、銀座本店と大阪の2店舗になります。

ロイドフットウェア銀座本店

〒104-0061
東京都中央区銀座3丁目3 東京都中央区銀座3丁目3−8
営業時間 12:00〜22:00
TEL:03-3561-8047

ロイドフットウェア大阪店

〒542-0081
大阪市中央区南船場4-6-15 東和ビル1F
営業時間 12:00〜21:00
TEL:06-6575-7737

 

オススメ!
ロイドフットウェア 大阪 アイキャッチ画像
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【直営店購入】はかなりおすすめ!

かなり場所が限られますか、噂のフィッティングを体験出来ることや品揃え、場合によってはセールもあり得ることから直営店購入はかなりおすすめ。

営業時間が22:00までと比較的遅くまで営業しているので平日寄りやすいのも嬉しいですね。

上記紹介させて頂いた通り、大阪店には一度訪問してみました。

ハッキリ言って靴好きには堪らない空間です。

接客もしっかりして頂いたので好感を持つことができました。

【おすすめ購入方法②】ETON HOUSE(楽天市場)からの購入

ETON HOUSEさんは富山県にある英国ファッションにこだわったお店です。HPをみればそのこだわり具合はすぐに伝わると思います。靴に関してもロイドフットウェアの他に、クロケット&ジョーンズ、トリッカーズなどを取り扱っていることから靴の取り扱いはお手の物でしょう。
ETON HOUSE
品揃えも申し分が無いのですが、楽天市場で購入する場合、各シリーズの特徴、サイズ感が問題となります。シリーズ名とサイズ感をまとめたので参考にしてみてください。

追記!HシリーズとLシリーズというモデルが追加されました!

新しい品質順としては、Vシリーズ<Lシリーズ<Mシリーズ<Mシリーズハイグレード<Hシリーズ<Jシリーズ<マスターロイドの順です。

*HシリーズとLシリーズについてはまだ情報が無いので情報が出次第追記させていただきます。

Vシリーズ

Vシリーズは現在のロイドフットウェアの中で一番リーズナブルなモデルです。ダイナイトソールを採用しており、雨の日でもある程度使える仕様になっています。価格はリーズナブルですが製品はもちろん高品質なので始めての本格靴入門にも最適です。

  • 生産国:英国 ノーサンプトン製
  • 製法:グッドイヤーウエルト製法
  • 靴底:ダイナイトソール
  • 製造メーカー:BERKER(バーカー)製

Mシリーズ

ロイドフットウェアのスタンダードモデルになります。レザーソールが欲しいという方はMシリーズからの入門をおすすめします。

  • 生産国:英国 ノーサンプトン製
  • 製法:グッドイヤーウエルト製法
  • 靴底:レザーソール
  • 製造メーカー:CHEANY(チーニー)製

Mシリーズハイグレード

ロイドフットウェアの中では比較的新しいシリーズになります。Mシリーズとマスターロイドとの溝を埋めるために生まれたシリーズで、旧Jシリーズのポジションにあたります。こちらもマスターロイドと同様にヒドゥンチャネルとなっています。

  • 生産国:英国 ノーサンプトン製
  • 製法:グッドイヤーウエルト製法
  • 靴底:レザーソール(ヒドゥンチャネル)
  • 製造メーカー:CHEANY(チーニー)製

Jシリーズ(復活)

2019年10月に復活したようです。

Mクラスのハイグレードよりもマスターグレードに近いシリーズに仕上がっています。正直、通常のクロケットの通常ラインと同じレベルの高品質ですが価格はロイドフットウェアの方がかなりお買い得になっています。おすすめです。

  • 生産国:英国 ノーサンプトン製
  • 製法:グッドイヤーウエルト製法
  • 靴底:ラバーソール
  • 製造メーカー:Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)製

マスターロイド

ロイドフットウェアの最高峰。予算が許すのであればマスターロイドが一番オススメです。製造メーカーはクロケット&ジョーンズ。ヒドゥンチャネルを採用しており、ハンドグレードシリーズに近い仕上がりになっている事を考えるとかなり割安感があります。安くはないですが、コスパは高いです。

  • 生産国:英国 ノーサンプトン製
  • 製法:グッドイヤーウエルト製法
  • 靴底:レザーソール(ヒドゥンチャネル)
  • 製造メーカー:Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)製

サイズ感

まずは、各シリーズの製造メーカーのサイズ感を参考にしてみてください。

その上で参考になるか分かりませんが、手持ちの靴、過去所有していた靴のサイズ感を並べさせて頂くと、ロイドフットウェアJシリーズ(現Mシリーズハイグレード)「UK5.5E」に対して、クロケット&ジョーンズハンドグレード「UK5.5E」、エドワード・グリーン「UK5.5D」、リーガル「23.5cmEE」、スコッチグレイン「24.5cmE」が大体同程度の感覚です。

【ETON HOUSE(楽天市場)】もかなりおすすめ

シリーズとサイズ感さえ分かっていれば移動もなく、全国どこからでもなかなかの品揃えの物を購入出来るのでこちらもかなりおすすめです。

【おすすめ購入方法③】フリマアプリで購入

メルカリやラクマでの購入も結構おすすめです。ロイドフットウェアは他の海外ブランドと比べそこまで名前が売れていないのでそれなりに新しい靴をかなり格安で購入出来るチャンスがあります。

但し、写真のみでの購入になるのである程度シリーズが分かっている事、サイズ感が分かっている事が前提となります。

サイズ感は上記を参考にさせて頂くとして、シリーズのある程度の分け方を紹介さえていただきます。(完全ではないので参考程度でお願いします。)

確認方法1!まずはソールを確認

ソールを見れば大体のシリーズ名が分かります。
ダイナイトソール→Vシリーズ
レザーソール→Mシリーズ
レザーソール(ヒドゥンチャネル)+半カラス→Mシリーズハイグレード
レザーソール(ヒドゥンチャネル)→マスターロイド
大体ですが、これで判断できます。

確認方法2!サイズの記載部分を確認

例えば手持ちのJシリーズのサイズ表記はこんな感じ↓

クロケット&ジョーンズのオードリのサイズ表記がこんな感じ↓

かなり似ていますよね?サイズ表記の場所、文字サイズ、フォントでかなり近いところまで絞り込む事が出来ます。他の出品者の写真等を検索すれば大体シリーズは確定出来ると思います。

【フリマアプリで購入】まぁまぁおすすめ

シリーズを調べて、サイズを調べて、価格帯を調べて…となると結構たいへんな上にリスクも高いです。ただ、一番安くGET出来る可能性もあるのでコマメに検索していくのも面白いと思います。

追記!おすすめ購入方法!公式ECサイトでの購入

2020年9月に公開された公式ECサイトです。

シリーズ分けもしっかりされているのでネットで購入する予定であればかなりおすすめです。

ロイドフットウェア公式サイト(公式サイトへのリンクです。)

出来れば銀座店または大阪店を訪問して頂くのが一番ですが、地理的に難しい方は公式サイトも是非検討して見てください!

まとめ

今回はロイドフットウェアについて紹介させて頂きました。

日本人の足に合わせた木型で作る英国靴…。

いいとこ取りをかなり高い次元で実現しているロイドフットウェアは本物の本格靴を日本人の木型で体験出来る他には無い唯一無二のブランドです。どのシリーズを購入しても間違いありません。

最後に…ロイドフットウェアの唯一のネット販売代理店であるETONHOUSEはロイドフットウエア以外でもブリティッシュに超こだわった商品を販売されています。(服、レザー小物、シューケア用品)

ロイドフットウエアが気になっている紳士であればサイトを見るだけでも楽しめますし、ブランドの勉強になります。(知らないブランドが結構ありました。)是非一度アクセスしてみてください。

ETON HOUSE

最後まで読んでくださいまして誠にありがとうございました。

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