クリーム

サフィールノワールクレム1925の素晴らしさと正しい使い方を伝えたい!

2020年4月12日

サフィールノワール1925アイキャッチ

どうも、shiny(シニー)です。

サフィールノワールクレム1925…金額が高くて最初はなかなか手が出ませんよね?

この辺りの高額クリームが気になり始めているのであれば…かなり靴磨きにハマってきているのではないでしょうか?

私がクレム1925を意識しだしたキッカケは、You Tubeやサイトを見る中で使用率がかなり高かったからです。

しばらくは価格が高かった事もあり手が伸びていませんでしたが…少し良い靴を購入したのを機に思い切って購入してみた所、結局デリケートクリーム、油性クリーム、ワックス、ミラーグロス…とほぼ全ての工程で必要なクリームをサフィールノワールで揃えてしまうほどハマってしまいました。

おそるべし「サフィールノワール」!

今回は中でも人気の高いサフィールノワールクレム1925の使用感や使い方などをお伝えしていきたいと思います。

■こんな方に読んでほしい!
  • サフィールノワールクレム1925って効果あるの?
  • クレム1925の効果的な使い方を知りたい!
  • 仕上がりのほどを見てみたい!

サフィールノワールとは?

まずは「サフィールノワール」とはどんな製品なのか?下記はサフィールのホームページの引用です。

1925年のパリ万国博覧会にてサフィールがレザーケア製品の品質で金賞を受賞して以来、継続的な研究と皮革製品や靴業界における世界的なトップブランドとの密接な協力関係によりサフィール・ノワール(MEDAILLE D’OR)は「プロフェッショナル」のためのレザーケア用品としてつくられました。

最高品質のテレピン油やビーズワックス、カルナバワックス、ラノリン、ミンクオイル、ニートフットオイル、植物性油分などの天然原料を厳選し、極限までその配合比率を高めた調合はハイエンドクラスの皮革製品のケアに求められる品質と性能を完璧に満たしており、仕上げやメンテナンス用として世界的に有名なシューメーカーやレザー製品メーカーで採用されています。

また多くの有名ブランドの純正ケア用品のOEMもこのサフィール・ノワールの品質で供給されています。

すなわち、サフィール・ノワール(MEDAILLE D’OR)は高級シューケアブランド サフィール(SAPHIR)の中でも最高品質を誇るハイグレードラインであり、数あるシューケアブランドを代表する珠玉の逸品です。

サフィールHP

まさにプロフェッショナルによるプロフェッショナルのための靴磨き用クリーム。最高品質の原料を使っているクリームが「サフィールノワール」なんですね。

あの超一流靴メーカー、ジョンロブやベルルッティの純正クリームをOEMしているメーカーとしても有名です。

サフィールとの違いは?

「サフィールノワール」の他にノワールの無い「サフィール」との違いは、ズバリ「プロフェッショナル用」と「一般用」という違いです。

「サフィール」=一般用、「サフィールノワール」=プロフェッショナル用!

もちろん!「サフィール」はノワールでなくても素晴らしいシューケアクリームです!私も乳化性クリームを持っています。

サフィールクレム1925って?

サフィールノワール1925使い方

最初にとつもなく大事な事を言います。

サフィールクレム1925は…「油性クリーム」です!

なぜ「油性」ということが大事なのか?説明します。

革に保湿に必要なのは「水分」と「油分」です。

油性クリームは油分しか補給出来ないため、必ずデリケートクリームと併用する事をおすすめします。*デリケートクリームは「水」が主成分です。

デリケートクリーム無しで塗布してしまいがちなので注意が必要です。(ちなみに乳化性クリームと言われるクリームは最初から「水分」と「油分」が一緒に配合されています。リンスインシャンプーみたいな感じですね。)

順番は「水性」→「油性」が必須です。油性を先に塗布すると水性を弾いてしまいます。

それでは成分、色など、詳細詳しく解説していきたいと思います。

成分

サフィールノワール1925 成分

成分の欄には「ろう」「油脂」「有機溶剤」となっていますが、紹介欄では「高級ビーズワックス」「カルナバワックス」「シアバター」が配合されている旨の表記がされています。何それ?ってことで少し調べて見ました。

ビーズワックス

日本語で「蜜蝋」と呼ばれるものです。ミツバチの巣から生成される天然素材のワックスでリップクリームなどにも使われています。天然素材なので大事な革靴にも安心して使う事が出来ます。

カルナバワックス

こちらもビーズワックスと同じくロウです。ツヤを出す役割を担っています。もちろん天然素材で、カルナバヤシというヤシ科の植物の葉から取れるワックスです。

シアバター

シアの木の実から取れる天然植物性油脂になります。効果としては保湿メイン。ロクシタンのボディークリームに使われるなど美容系のクリームにも使われています。

全てオール天然素材で革に優しい素材で構成されています。安心して使えるのも人気が高い理由です!

サフィールノワールクレム1925の正しい使い方

馬毛ブラシでブラッシング

全体のホコリを落とすため、靴全体をブラッシングします。

サフィールノワール1925 馬毛ブラシ

コロンブス×東急ハンズの馬毛ブラシは毛足が長くて本当に使いやすいです。

ちょっと高めですが、オススメです!

リムーバーで汚れを落とす

古いクリームやワックスを落としていきます。

今回は汚れもよく落ちて保湿まで出来る、いい靴用リムーバー、サフィールのクリーニングローションを使いました。

サフィールノワール1925 汚れ落とし

結構しっかりクリームやワックスが落ちます。

サフィールノワール1925 汚れ落とし2

サフィールのクリーニングローションの良いところは、油分を完全に落とさないところです。

汚れを落として、少し保革してくれるクリーナー!それがサフィールいのクリーニングローションです。

水性のリムーバーに対してちょっと高めなので、良い靴用に使っています。

クリーニングローションについては下記の記事で色々と検証させて頂いております。

気になる方は是非参考にしてみてください。

オススメ!
サフィールのクリーニングローションの実力を検証!アイキャッチ画像
サフィールクリーニングローションを徹底検証!

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サフィールノワールスペシャルナッパデリケートクリームを塗る

次にデリケートクリームを塗布していきます。

今回は相性バツグンのサフィールノワールから販売されている「サフィールノワールスペシャルナッパデリケートクリーム」をチョイスしました。

これで水分を補給していきます。

サフィールノワール1925使い方 デリケートクリームを塗る

豚毛ブラシでブラッシング

デリケートクリームを塗り終わったら3分程度放置後、全体をブラッシングしてください。

余分なクリームを除去し、均す作業ですが、ほぼ吸収されると思うので柔らかい馬毛ブラシでも構いません。

サフィールノワールクレム1925 ブラッシング
私が愛用しているのは、超コスパ豚毛ブラシです。価格は安いですが、品質はしっかりとした優れもの。 サイズも丁度いいです。 まだ持っていない方は本当におすすめ出来るブラシなので是非試してみてください。

サフィールクレム1925を塗布

次にサフィールノワールクレム1925を塗布していきます。

塗りすぎても効果は薄いので薄く塗っていく感じでOKです!狭い箇所にはペネトレイトブラシを使いましょう!

サフィールノワール1925 塗布

豚毛ブラシでブラッシング

クレム1925を塗布し終えたら5分ほど放置した後全体をブラッシングしてください。

サフィールノワール1925 ブラッシング

ワックス

つま先とカカトを輝かせたい場合はワックスがおすすめです。

サフィールノワール1925 ワックス

完成

サフィールノワール1925 完成

スペシャルナッパデリケートクリームを挟んだワケ

先程も書かせて頂きましたがクレム1925は「油性クリーム」です。

革のメンテナンスには「水分」と「油分」が必要なので水分を補給するデリケートクリームは併用必須です。

デリケートクリームであればモウブレイのものでも構いませんが今回はサフィールもおすすめの相性の良いスペシャルナッパデリケートクリームを使いました。

2つのクリームを使わけるのが面倒な方は「乳化性クリーム」がおすすめです。

クレム1925は何が凄いのか?

ズバリ「輝き」です!

もちろんワックスを使えばつま先を光らせることは出来るのですが、ワックスは屈折がある部分には塗ることが出来ません。(ロウが割れるので。)つま先、カカト以外も全体的に美しく仕上げるのであればやはりクレム1925が一番だと思います。

色の選び方

サフィールノワールクレム1925のカラー

色は13種類です。珍しい色はあまりないですが、このカラーで普通に使う分のカラーはまかなえると思いますが、基本は、「ブラック」と「ニュートラル」で事足りると思います。

補色する力が強いので補色を目的とする場合は、靴の色よりも少し薄めの色を選択するのがおすすめです!

クレム1925のデメリットは?

ここまで大絶賛のクレム1925ですが、使ってみるとデメリットもあるので紹介させて頂きます。

感じたデメリットはこの3点!

  1. デリケートクリームとセットで使わないと水分補充が出来ない。
  2. 天然素材の匂いに賛否あり。
  3. 並行輸入品でも高い。

【デメリット①】デリケートクリームとセットで使う必要がある!

上記「スペシャルナッパデリケートクリームを挟んだワケ」で詳細を記載しましたが、クレム1925は油性クリームのため先にデリケートクリームを塗布する必要があります。

コレ自体は最高の輝きを保つために仕方無いのですが…やはり少し手間ですね。

【デメリット②】天然素材の匂いに賛否あり!

靴磨きクリームで気になるのがクリームの匂いですよね。

自分は良い匂いに感じていても家族からクレームがある方も多いと思います。

ハッキリ言って世に出回っている乳化性のクリームよりも匂いは強めです。

かなり好き嫌いが分かれる匂いなので気になる方は実際に匂いを嗅いでから購入することをおすすめします。

【デメリット③】なかなか金額が高い!

最高級のクリームなだけにそもそもの価格がなかなか高額です。

実際はクリームの伸びが良く、使ってもなかなか減らないので長期的に見れば多少高くても全然問題ないが。

並行輸入品であれば多少安めに購入出来きます。

並行輸入品はコチラから↓

まとめ

最近ハマっているサフィールノワールクレム1925を中心に書かせて頂きました。

全体的に輝きをもたせるためには必須のクリームかと思います。使い方に少しコツがいりますが、現段階では最高レベルのクリームといっても過言ではないですね。

気になっている方は是非使ってみてください。後悔はしないと思います。

最後まで読んでくださいましてありがとうございました。

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