どうも、shiny(シニー)です。
今年も相変わらずドクターマーチンが人気ですね。街で良く見かけます。
男女共に分け隔てなく使えるカッコいいブーツは他に無いかもしれません。
そんな超人気のドクターマーチンですが、今年デビューの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は初めてドクターマーチンを購入された方向けに【購入後最初にやるべき手入れ】について紹介させて頂きます。
超簡単な方法なので最後まで読んで頂ければ手入れの方法だけでなく、手入れの必要性やクリームについてもご理解頂けると思います。
- ドクターマーチンを新品購入した方!
- ドクターマーチンのブーツを検討している方!
- 初めてドクターマーチンを購入したけど手入れの方法がわからない方!
なぜ新品のドクターマーチンの手入れをすべきなのか?
靴が好きな方以外は新品の靴を手入れする習慣自体がなかなか無いと思いますが、実は新品の靴こそ即手入れをするべきなんです!
新品の靴は製造開始から様々な工程を辿って完成に至ります。そして完成した靴は、販売店に輸送され、バックヤードに保管されたり店頭に並びます。
革の裁断から店頭に並ぶまで少なくとも3ヶ月〜数年は革が手入れされていない状態が続きます。
こうなると新品の靴の革は水分と油分が抜けてカラカラ状態!
乾燥した革はしなやかさが失われ割れが発生しやすい状態なので、このまま履き続ければどれだけ強い革でもすぐに駄目になってしまいます。
新品の靴こそ、水分と油分を乳化性クリームでガツンと補充して末長く使える体制を整えましょう!
それが自分だけのドクターマーチンを育てる第一歩です。
手入れ用クリームはミンクオイルでOK??否、革靴用クリームが最適です!
私もレッドウィング用にミンクオイルを持っていますが、ドクターマーチンの革には乳化性クリームが向いていると思います。使い分けは、
- スムースレザー→乳化性クリームまたはデリケートクリーム
- オイルドレザー→ミンクオイル
簡単に言うと、スムースレザーは表面がツルツルしたレザーでビジネスシューズなどに用いられる革。オイルドレザーは少しマットな感じでブーツなどカジュアルに用いられる革です。
ドクターマーチンはスムースレザーに分類されます。
一応、ミンクオイルを使ってしまっても問題はありませんが、ミンクオイルの方が油分の吸収が早いので型崩れのおそれがあります。塗りすぎ厳禁です。
これから購入されるのであれば乳化性クリームまたはデリケートクリームが圧倒的におすすめです。
最初の手入れ、手順紹介!
用意するもの
- 馬毛ブラシ
- 乳化性クリーム
- 豚毛ブラシ
- 布の切れ端(TシャツやYシャツの切れ端でOK)
シューレースを外し、馬毛ブラシでホコリを落とす
新品と言えど製作時についたホコリなどは若干付いています。固いゴミが付着しているとクリームを塗る時に引きずってキズになることがあります。
念入りにブラッシングしましょう!
私が使っているのはコロニルの馬毛ブラシです。
毛足が長く、非常に使いやすく、価格も安いです。
オススメです!
乳化性クリームで水分&油分を補給
次に乳化性のクリームを全体に塗っていきます。
乳化性クリームは水分と油分、どちらもバランス良く補給出来るのでおすすめです!
クリームの色は靴と同色、またはニュートラル。
今回は手持ちでたまたまあったレッドウィングの乳化性クリームのニュートラルを使いました。
ちなみに乳化性クリームはレッドウィングでなくてもOKです。
豚毛ブラシでブラッシング
5〜10分放置したら、豚毛ブラシで全体ブラッシングしていきます。
全体均しつつ余分なクリームを落としていきます。
私が愛用しているのは、超コスパ豚毛ブラシです。価格は安いですが、品質はしっかりとした優れもの。 サイズも丁度いいです。 まだ持っていない方は本当におすすめ出来るブラシなので是非試してみてください。布の切れ端で乾拭き
ブラッシング後、乾拭きするとなおキレイになります。
シューレースを付け直して完了!
最後に紐を付け直して完了です!
最初の手入れの基本としてはこれで完了ですが、もっとピカピカに磨きたい方は鏡面磨きに挑戦してみて下さい。
↓革靴の鏡面磨きの記事ですが、そのままブーツにも応用可能です。
挫折無し!鏡面磨きを成功させるコツ!
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追記→ドクターマーチン鏡面磨きしてみました。是非見てみてください!こちらから!
次の手入れは?手入れの頻度は?
次の手入れとしては、履く頻度にもよりますがおおよそ1〜2ヶ月後で大丈夫です。
その後も1〜2ヶ月ごとに手入れをしていけば問題ありません。
2回目以降の手入れはリムーバーをプラス!
2回目以降の手入れに関しては、少し手順が異なるので注意が必要です。
【2回目以降の手入れ手順】
- シューレースを外し、馬毛ブラシでホコリを落とす
- リムーバーで古いクリームを落とす(ココが追加!!)
- 乳化性クリームで水分&油分を補給
- 豚毛ブラシでブラッシング
- 布の切れ端で乾拭き
- シューレースを付け直して完了!
リムーバーで古いクリームを落とす工程が増えます。
古いクリームは新しいクリームの水分・油分を吸収する妨げになるので必ずリムーバーで落とすようにしましょう。
やり方は簡単、リムーバーを良く振って、布に染み込ませてから全体を撫でるように拭くだけです。
2回目以降の手入れも記事にしております。記事の最後にリンク貼ってあります。
圧倒的にキレイに保つためのコツはコレ!
日々履いていると砂やホコリが付着してかなり汚れますし、気づかない内に擦り傷も付いてきます。
靴についた汚れやホコリは、見た目だけでなく、靴の水分や油分を奪っていきます。
また、つま先の擦り傷も結構目立って見た目にも美しくありません。
そこで是非実施して欲しいのが、1日履いた後のブラッシング。これだけでOK!
これだけで全然キレイを維持できます。上記写真は2〜3回履いたブーツです。
特につま先にホコリ、砂の付着+つま先に擦り傷がついています。
(どこで擦り傷がつくのか…毎回不思議です。)
実はこんなホコリも傷もブラッシングするだけで解決出来てしまいます。
ブラッシング前とブラッシング後のビフォーアフターがこちら↓
【ブラッシング前】
【ブラッシング後】
どうでしょう?その差は一目瞭然ですよね。
靴がいつもキレイな人は履いた後に必ずブラッシングしてます。
ブラッシングで使ったブラシは、手入れで使った物と同じコロニルの馬毛のブラシです。
せっかく手入れをしたドクターマーチン、最高の状態をキープする事も大事な手入れの一つですよね。
クリームは純正である必要はあるのか?
この記事を書いてから約半年後、純正のワンダーバルサムを購入しました。
購入レビュー記事はコチラ!
使用してみた感覚としては、やはり乳化性クリームは必ず純正である必要は無いと思います。
ただ、純正のワンダーバルサムは中にクリーム塗布用のスポンジが付いています。これが中々便利。
結論としては…
- ドクターマーチンの他にもブーツや革靴を手入れしたい!→乳化製クリームでOK!
- ドクターマーチン以外はほとんど手入れをしない!→ワンダーバルサムでOK!
こんな感じでOKです。
【ちょっと一言】ブーツ購入の注意点!
今回紹介させて頂いた内容で使用したブーツは、超定番の【1460】8ホールブーツというブーツです。
女性・男性共にカッコよく履けて人気も高い分、ニセモノもかなり出回っているようなので注意が必要です!
*ちなみにこのブーツは正規ショップで購入しました!
ネットショップは多少安く購入出来るのが魅力的ですが、自己責任が伴いますのでご注意ください!
(私のように…)心配性な方は、正規の販売ショップか正規ネットショップで購入することをオススメします。
【ドクターマーチン公式】ショップはコチラから↓
まとめ
今回は、ドクターマーチンの最初に行う手入れについて書かせて頂きました。
今まで革靴やブーツを手入れしたことがある方は特に問題かったと思いますが、初めての方は色々道具も多くて戸惑ってしまったかもしれません。
今回紹介させて頂いた手入れの道具や手順はそのままビジネスシューズや他のブーツにも応用出来る方法です。
使える幅も広いので色々購入しても損はなしです!是非検討してみてください。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。