どうも、shiny (シニー)です。
靴の基本でもあるストレートチップ。名作だらけで海外メーカーに目移りしそうですが…ストレートチップの名作靴は国内にあり!
今回はそんな国内ブランドの中でも最大級の規模を誇るリーガルの中のストレートチップに絞って紹介をしていきたいと思います。
リーガル国内最大の靴メーカーであるだけあって、ストレートチップに絞っても種類も豊富。
この記事を読んで頂ければ、求めているリーガルのストレートチップに出会えると思います。
是非参考にして下さい。
- リーガルのストレートチップを検討している。
- 海外ブランドの靴がほしいけど、国産ストレートチップのことも知りたい!
- リーガルの良さが知りたい!
改めてリーガルというブランドについて
ご存知だとは思いますが、リーガルは日本の革靴メーカーです。
革靴のメーカーとしては日本でNo.1の規模を誇ります。
歴史は古く、リーガルの前進である「日本製靴株式会社」は1902年に設立。
軍用の靴の生産を経て、1961年11月にアメリカのブラウン社との技術提携により「リーガル」ブランドの靴製造を始めます。
その後、1990年4月にはブラウン社より「リーガル」の商標権を取得、同年10月には現社名である「株式会社リーガルコーポレーション」に変更しました。
リーガルコーポレーションになったのは結構最近なんです。
ラインナップとしては、誰でも購入出来る安価な大量生産品から、上質な革使いグッドイヤー製法・マッケイ製法などで仕上げた本格靴まで幅広い層をカバーしています。
実は海外メーカーと比較して超お買い得!その理由とは…??
とてもシンプルな話。
一般に販売される輸入靴の場合、大体関税として小売価格の2〜3割が関税として掛かります。
加えて、海外メーカーはブランディングがとても得意で、あの手この手でプレミアム感を演出してきます。(雑誌・広告など)
結果、同品質で見た場合3割以上の割安感があります。
特に3万円台でのコスパはかなり良いですね。(5万円以上の革靴は求めるものが違うのでまた別の話…)
ストレートチップは黒の内羽根がおすすめ!
一般的なストレートチップには内羽根と外羽根の2種類があります。
違いは写真の通り。
紐を通す部分の革が甲の部分の革に縫い付けられているのが【内羽根】、縫い付けられていないのが【外羽根】です。この場合、左が外羽根、右が内羽根です。
*左…ストレートチップではなくて申し訳ないです。(内羽根と外羽根の違いを知る写真なのであしからず…)
内羽根で黒のストレートチップがおすすめな理由
外羽根より内羽根の方がよりフォーマルで使い方の幅が広いです。ビジネスで間違いがないことはもちろんの事、冠婚葬祭にも使えます。
そして定番であるため、飽きも来ない。
とにかくカジュアル以外はどこに履いていっても絶対に間違い無いですし、無駄に目立たないです。
超無難かつ、ミニマルなデザインが最高です。
10年以上履くためにはグッドイヤー製法が必須
リーガルなら3万円以上の靴でしっかり手入れをすれば10年以上履くことが出来ます。
その時に注意して見て頂きたいのが、【ソールの取り付け製法】です。
製法は大きく分けて2つ。
安価な靴で主流の【セメンテッド製法】と昔ながらの針で縫い付ける【グッドイヤーウエルト製法】。
特徴は以下の通り。
- セメンテッド製法:アッパー(革靴の上側)とソールを接着剤で貼り付ける製法。安価だが基本ソール交換不可。
- グッドイヤーウエルト製法:アッパーとソールを縫い付ける製法。高価だがソールを繰り返し張替え可能。
もちろんおすすめは【グッドイヤーウエルト製法】。ソールは摩耗していくので長く履くためには必ず交換が必要です。
気合を入れて革靴を購入する場合は必ず交換可能な製法を選びましょう。
リーガルには雨用靴最強のゴアテックスを使った靴もある!
リーガルには雨用の革靴としてゴアテックスを採用したモデルもあります。
ゴアテックスとは、防水性と透湿性を両立させている素材(つまり、水蒸気は通すが雨は通さないスーパー素材!)で、高価なアウターによく使われている素材です。
このゴアテックスを採用し、更には本格靴として昇華させたのがリーガル【 01TRCE】!!
とにかく水が入らない構造になっているので雨が染みて大変な思いをしている方や、雨の日でも本格靴を味わいたい方にに超おすすめ靴です。
*後ほどおすすめ靴でも紹介します。
リーガルのおすすめのストレートチップ3選!!
王道ストレートチップ【01DRCD】
- 甲革:カーフ(アノネイ社)
- ソール:レザーソール
- ウィズ:EE
- 製法:グッドイヤーウエルト製法
リーガルを代表するストレートチップで私が最もおすすめしたいモデルです。
アッパーにはアノネイ社のカーフを採用。
磨けばしっかりと光るアノネイ社のカーフはキメも細かく、磨きがいがあります。やっぱり長く履くのであればアッパーの革はしっかりとこだわりたいですね。
土踏まずも細く、フィット感も高いです。
会社の後輩に靴について聞かれたらリーガルの中では一番におすすめするモデルです。
小洒落た本格派ストレートチップ【02DRCD】
- 甲革:カーフ(アノネイ社)
- ソール:レザーソール
- ウィズ:EE
- 製法:グッドイヤーウエルト製法
【01DRCD】に少し飾りが付いているモデルになります。ベースは【01DRCD】と同じでアノネイ社のカーフ、レザーソール仕様。
既にノーマルのストレートチップを持っている方や、少し足元を華やかにしたい方におすすめのモデルです。
雨用靴の中で最強!【 01TRCE】
- 甲革:カーフ(国産)
- ソール:合成ゴム
- ウィズ:EE
- 製法:グッドイヤーウエルト製法
最後に紹介させて頂くのはゴアテックス採用の最強防水ストレートチップ【 01TRCE】です。撥水加工された革ではなくゴアテックスで防水をしているので、普通の革靴と同じようにリムーバーを使っても鏡面磨きをしてもOK!
ガッツリ手入れできる雨用靴としてかなり重宝すること間違い無しです。
もちろんゴアテックスは晴れの日でも快適に過ごすことが出来るので晴れの日も大活躍!
まさに全天候型万能靴です。
【追記!】01TRCE購入しました!
01TRCEのブラウンを購入しました。
防水最強は伊達ではありませんでした。
しっかりワックスをかけることも出来るので、手入れをしっかり楽しみたい革靴マニアの方向けにもおすすめの雨用革靴です!
プレメンテの記事はコチラ!
サイズが不安な方!こんな購入方法もおすすめです!
ぶっちゃけサイズ感はめちゃくちゃ大事!
おすすめは少しタイトめです!
特にグッドイヤーウェルト製法は靴底が沈むので足入れがかなり狭いものをチョイスした方がいいです。
特にリーガルはサイズが大きめに作られているのでサイズ選びが難しいです。(私はスコッチグレインのジャストサイズが24.5cmですが、リーガルは23.5cmです。)
サイズ感をしっかり知りたい方は、実店舗で試し履きまたは公式サイトでの購入がおすすめです。
公式サイトは、なんとサイズ違いでの返品が可能です!
まとめ
今回はリーガルのストレートチップについてまとめさせて頂きました。
リーガルはかなり安く大量に靴を生産してるメーカーではありますが、同時に本格的な革靴もしっかり作り込んでいる日本が誇るべき革靴メーカーです。
紹介させて頂いたモデルは少し値段は張りますがどれも10年以上履くことができるモデルです。
リーガルの本気!是非体験してみて下さい!
最後まで読んで下さいましてありがとうございました。