どうも、shiny(シニー)です。
靴磨きのサイトやYou Tubeの動画の傍らで存在感を放つかっこいいあの道具が気になっている方、多いと思います。
ワックスをする時、仕上げの時に水を差すアレです。
押し込むとカチャカチャって音がしてまたいい感じなんですよね。
今回は存在感はハンパないけど何となく正式名称が分からないあの道具について書いて行きたいと思います。
この記事を読んで頂ければアレの名前も使い心地もご理解頂けると思います!
- 靴磨き動画で存在感を放つヤツの正体が知りたい。
- 誰も見ていないけどカッコよく靴磨きをしたい!
- そろそろ靴磨きの道具にもこだわりたい!
アレの正体…正式名称は「ハンドラップ」
先に名称から言ってしまうと…正式名称は「ハンドラップ」です。
私が使っているのはアズワンのハンドラップ。
メーカーにこだわる必要は無いですが、私が使っているハンドラップはガラス製で中々高級感があります。
実は靴磨き用の道具では無いんです
アズワンはそもそも科学機器・産業機器・介護用品などの総合商社です。
調べていくとハンドラップは研究用として中の液体を少量取り出す容器に使われているようです。
医療研究用ですね。
研究用なのでエタノールにも対応しています。
実はこれも靴磨きにピッタリなところでして…モルトドレッシング(ウィスキーで磨くアレです。)やブートブラックから発売されているポリッシュウォーターにも対応可能です。
ハンドラップの使い所
ハンドラップは靴のワックス掛け、いわゆる鏡面磨きの水を補充するときに使います。
全体の工程で行くとこんなかんじ。
- 全体を馬毛でブラッシング
- リムーバーで古いクリームを落とす
- クリームで油分と水分を補給
- ワックス(鏡面磨き)←ココ!!
- 完成
ハンドラップの使い方
水を入れる
上の部分を数回プッシュ!
上をプッシュするとこんな感じで水が出てきます。
指で少し水を取る。
布のほうではなく、指で少し水を取るのがポイント!
靴に一滴付ける
この水の量がポイントです。多すぎると失敗します。
何度か重ねてワックスで磨く
こんな感じに仕上がります。
そのまま付けると水分量がかなり多めなので注意!
ハンドラップからそのまま水を取ると量が多すぎるので失敗します。駄目な例↓
ポイントは一滴だけ垂らす事!本当に少量でOKです。
ハンドラップ上部に貯まる水の量をワックスの蓋に移してみました。(下の写真)
こう見えて結構量は多いです。
靴磨きが便利になるのか?
残念ながら多少便利にはなりますが、劇的に靴磨きが早くなったり、靴磨きの質が向上したりはしません!ですが、まぁカッコイイんですよね。
一通りクリームやブラシが揃っているのであれば是非手に入れてほしい一品です。
完全に自己満ですが、こういう道具も必要です。おすすめ!
不具合もあるのでそんな時の対策・対処法
仕様レビューで色々問題点の指摘があったので解決策も含めて記載しておきます。
チューブが短かくて届かない時の対策
中に入れているのが水であれば水道から足せばいいのですが、エタノール、ポリッシュウォーター、ウィスキーの場合は簡単に足すわけにはいかないですよね。
そんな時は、「ビー玉でのカサ増し」がおすすめ。
手持ちのハンドラップの口径が約18mmだったので15mm径のビー玉であれば余裕で入ると思います。(ビー玉業界は17mm径が標準みたいです。)
根本から水が出てきた時の対処法
上のお皿部分ではなく、首元部分から中身が溢れてくる時があります。
私も一度なりましたが、その時の対処法は…皿の部分を回す!です。おそらく内部がねじ構造になっているのだ思いますが、これで簡単に解決出来ます。
一度回してみて駄目なら逆方法に回してみてください。
まとめ
今回は靴磨きをカッコよく魅せるための必須品、ハンドラップについて書かせて頂きました。
実際靴磨きの必須品ではないですし、無くても成立しますが買ってよかったです。モチベーション上がりますよ。
長く使えますし靴磨きに雰囲気を出したい方には特におすすめです!
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。