どうもshinyです。
レッドウイングしっかり手入れしていますか?
かなり頑丈なブーツなので、ほぼノーメンテでも5年以上は余裕で履けてしまいます。
それが故になかなか手入れしていない方も多いのでは??
今回はレッドウィング8875の純正オイルを使用した正しい手入れの方法について紹介させて頂きます。
オイルでの手入れはブーツの寿命を延ばすだけではありません。
一度手入れすると革も履き心地も格段にアップします!
ちなみに今回使うレッドウイング8875は…なんと15年物です!
もちろん毎日履いているわけではないですが、15年も履くとかなり愛着が湧きます。
この記事を参考して頂ければあなたのレッドウイングもかなり永く履ける事間違い無しです!
- レッドウィングの純正オイルを使った手入れの方法について知りたい!
- 「オイル」?「クリーム」??どちらが適性か知りたい!
- 手入れの頻度が知りたい!
レッドウイング8875との出会い
15年ほど前に靴やブーツについて何もこだわりが無い時代に初めて買った初めてのブーツがレッドウイング「8875」です。なぜ8875を選んだか…は覚えていませんが、このブーツから靴を手入れすることを学びました。
この靴から私の靴磨きが始まったと言っても過言ではありません。
8875は本当に心から購入して良かったと思える靴です。
ジーンズにも合わせやすく、レッドウイングの定番品なので流行りに左右されません。
初めてのレッドウィングにも超おすすめしたいブーツです!
手入れの前に確認して!「オイル」と「クリーム」の使い分け!
レッドウィングにはお手入れ用品として「ミンクオイル」「オールナチュラルレザーコンディショナー」「ブーツオイル」の3種類があります。分類すると2種類に分けられます。
- オイル(油性)→「ミンクオイル」「オールナチュラルレザーコンディショナー」
- クリーム(乳化性)→「ブーツオイル」
「純正オイル(ミンクオイル・オールナチュラルレザーコンディショナー)」を使う手入れを推奨しているモデルは「純正クリーム(ブーツクリーム)」を使っても大丈夫ですが、「純正クリーム」の手入れを推奨しているモデルに関しては「純正オイル」を使った手入れはやめた方が無難です。形が崩れます。
モデル別使い分けはこちら↓
「ミンクオイル/オールナチュラルレザーコンディショナー」に適したモデル
- アイリッシュセッター(9874/9878/9870/9852/9894)
- アイリッシュセッター(8877/8875/8179/8166/8165/877/875)
- クラシックワーク(877/875)
- スーパーソール(8804/8133)
- ペコス(8866/8169/8845)
- エンジニア(2268/9268/2966)
- ロガー(9210)
- ワークオックスフォード(8103/8106/8109/8001/8002/8005)
- ロメオ(8145/8142)
- フォアマンオックスフォード(8049/8054)
「ブーツクリーム(乳化性クリーム)」に適したモデル
- ベックマン(9411/9413/9414/9416/9060/9062/9063)
- ミルワンコングレス(9077/9078/9079)
- キャバリーチャッカ(9095/9096/9097/9098)
- ミルワンブルーチャーオックスフォード(9086/9087)
- 1920sアウティングブーツ(8825/8826/8827)
- 1930sスポーツブーツ(8075/8076)
- 1930sスポーツオックスフォード(8070/8071)
- アイリッシュセッター(9877/9875/9879/9871/9866/9853/9895)
- アイリッシュセッター(8875/8861/9111/8151)
- ラインマン(2995/2996)
- クラシックワーク(8876/8861/9111/8151)
- ラインマン(2995/2996)
- ワークオックスフォード(8095)
- ポストマン(101/9196)
これから手入れをするのは8875なので「オイル」を使った手入れの方法になります。
この手入れで15年履ける!純正オイルを使った手入れの方法を大公開!
キレイに履く、というよりはワークブーツらしさを全面に出しすスタイルの手入れになります。もっとキレイ目に履きたいという方はオイルを塗る前にリムーバーを使ってしっかり汚れ落としをし、ミンクオイルではなく補色も出来る乳化性クリームを使うとかなりキレイにブーツを保つことが出来ます。
手入れに必要な道具はこれだけ!
- 馬毛ブラシ
- レッドウイング純正オイル
共に純正品である必要は全くありませんがミンクオイルは量と品質、コストバランスからも純正品がなかなかおすすめです。どちらも純正である必要は全然ありませんが、レッドウイング純正だからといって特別高いわけでも無いのでどちらもおすすめ出来る商品です。
【STEP①】靴紐を解く
すき間に隠れているホコリもしっかり落とすために靴紐は必ず外しましょう。
【STEP②】馬毛ブラシでホコリ落とす
全体をブラッシングします。とくにタンの付け根はホコリが溜まりやすくなっているので入念にブラッシングします。
【STEP③】オイルを全体に塗布
オイルを全体に塗布します。直接指で塗るのがおすすめです。体温でオイルが溶けて塗りやすくなります。
私のオイルはパッケージが古いですが、同じオイルがコチラ↓
コバの部分はペネトレイトブラシあればペネトレイトブラシで。なければティッシュの先を補足しても塗ることが出来ます。こんな感じ↓
【STEP④】1〜2時間位放置
クリームを染み込ませるため2時間程度放置します。テカリがなくなってきたらOKです。
【STEP⑤】全体をブラッシング
全体をブラッシングします。念入りにブラッシングするとツヤが出るのでツヤを出したい方は結構念入りにすることをおすすめします。
【STEP⑥】靴紐を装着して完了!
靴紐を装着して完了です。革がかなり柔らかくなるので履き心地もかなり良くなると思います。
手入れの頻度は?
年に3回程度です。
ブーツを箱にしまう初夏とブーツを引っ張り出す秋、あとは途中1回程度ですね。
場合によっては初夏と秋の2回でOKです。とにかく永く使う上で大切なのはしっかり手入れをすることと手入れをしすぎないこと!
補色はしなくてもいいの?
15年間補色しずに手入れをしてきましたが、色が剥げてしまうようなことは今の所ありません。
革靴の様に手入れの度に同色のクリームを塗ってもいいですが、真新しい感じが続いてしまい少しワークブーツ感が薄れてしまいます。
ベックマンなど少しキレイめに履けるブーツであれば手入れの度に補色するのはアリだとは思います。
番外編!インソールの手入れ編!
レッドウイングのソールはレザーで出来ているます。
手入れをしていなと乾いて割れちゃいます。今回は15年間で初めてインソールにオイルを入れてみました。
ガサガサ感がなくなっていい感じです。
インソールなのでオイリーになっても水分が多くても駄目なのでいつもお世話になっている万能デリケートクリームを選びました。もちろん効果は抜群です↓
まとめ
実際15年履いているレッドウイングを元に手入れの方法を紹介させて頂きました。
ネットで色々方法が紹介されていますが、正直どれも手を掛けすぎですね。
革は油分や水分が必要ですが、油分や水分を入れすぎてしまうと逆に柔らかくなりすぎてしまいます。
柔らかくなった革はとても脆いです。
10年以上レッドウイングを履くコツは「手入れはキッチリするけど手をかけすぎない!」コレに限ると思います!
最後まで読んでくださいまして誠にありがとうございました。