
どうも、shinyです。
靴の基本の色と言えば「黒」!!
私自身も手持ちの革靴はかなり黒色の率が高いです。やっぱりスーツに合わせるなら「黒」ですよね。
(形にもよりますが)黒い革靴は冠婚葬祭、どんな場面にもだいたいマッチして使い勝手もバツグン!
今回はそんな基本の黒い靴の【クリーム】について色々紹介&検証させて頂きたいと思います。
- 黒い靴用のクリームを黒かニュートラルで悩んでいる方!
- 色付きクリームとニュートラルの違いを知りたい方!
- そもそも黒い靴の手入れの方法を知りたい方!
目次
黒い靴の乳化性クリームは黒?それともニュートラル??

初めて黒い靴を購入した時に訪れる最初の問題…クリームは黒?それともニュートラル??
皆さんはどちらを購入しましたか??
ちなみに私が最初に購入したのは…黒い乳化性クリームです。
(スコッチグレインの店員さんい進められるがままに購入したのがブートブラックの黒い乳化性クリームでした。)
それから15年…色々なクリームを使い倒して得た今現在の結論は…黒い靴には黒い乳化性クリームです。
黒いクリームとニュートラルクリームの成分の違い
ちなみに黒い乳化性クリームとニュートラルの乳化性クリームは、クリームの中に「顔料」が配合されているか、いないかの違いです、
ニュートラル以外のクリームには「顔料」が配合され色付けがされています。
もちろん今回使うブートブラックの黒いクリームは黒い「顔料」が配合されています。
ぶっちゃけニュートラルの方が使いやすい!でも…
ニュートラルのクリームは顔料が含有されていないのでとにかく、クリームの伸びが良いです。
全体に伸ばしやすく、顔料が無いためブラッシングも均等にキレイに仕上がります。
さらに鏡面磨きもしやすく、有色のクリームよりも早くキレイに仕上がります。
あと、細かい事ですが手が汚れないのもポイント高いです。
それでも黒い乳化性クリームを使う理由
しかし!!上記でも紹介した通り、私はそれでも黒いクリームを使い続けています。
それはなぜか??
それは…靴が日焼けするからです。
黒い靴がグレーっぽくなるのが嫌なんです。
ブラウンやライトブラウンの革靴の色が多少色褪せるのは、「味」として許容出来るのですが…黒い靴の色が色褪せるのは全体的に貧相に見えてしまうのが、なんとも許容出来ません。
黒いクリームを使えば100%黒い色が維持出来るわけではありませんが、かなり回避出来ると思います。
その証拠に15年間ブートブラックの黒色で手入れをしている、私自慢のスコッチグレインはまだ真っ黒で黒々した姿を維持しています。(色々試したけど、基本黒いクリームで手入れしているので。)
下記黒いクリームとニュートラルのクリームの比較検証をしてみます。
実際黒いクリームとニュートラルのクリームを使い分けてみる!
実際に黒いクリームとニュートラルのクリームを同じ靴に塗布して比較検証してみます。
検証する靴はこちら↓

- ブランド:スコッチグレイン
- シリーズ名:匠シリーズ(ヨーロピアンボックスカーフ)
ブラッシング
靴紐を取って全体をブラッシングします。

リムーバーで汚れ落とし
リムーバーで古いワックスとクリームを落とします。

乳化性クリームを塗り比べ【比較】
古いワックスとクリームを落としたら、黒い乳化性クリームとニュートラルの乳化性クリームを左右別々に塗り、豚毛ブラシで全体をブラッシングしました。
左側がブートブラックの黒、右側がブートブラックのニュートラルの仕上がりです。
写真では細かいところまでは確認が難しいですが、正直仕上がりはニュートラルの方がキレイです。

ワックス塗り比べ
軽く鏡面磨きもしてみました。
やはりニュートラルの方が簡単且つ早く鏡面磨きをすることが出来ました。

ん〜〜やっぱり仕上りのキレイさもニュートラルの方が一枚上手な気がします。
ちなみに鏡面磨きに使用したのは、サフィールノワールビーズワックスポリッシュとミラーグロスです。
まとめ
今回は黒い靴に対して使う乳化性クリームの色について紹介させて頂きました。
使いやすさ、鏡面磨きのしやすさ、黒以外の靴にも使える汎用性、かなり使い勝手の良いニュートラルのクリームですが、私はそれでも黒い靴には黒い乳化性クリームを使います。
色褪せた黒い靴はピカピカにしてもカッコよくないですからね。
せっかく買った相棒、少しの手間をかけてビカビカに黒光りさせちゃいましょう!
最後まで読んでくださいまして誠にありがとうございました。