どうも、shiny(シニー)です。
鏡面磨きしたいけど…どこを磨けばいいのか分からない。って方多いと思います。
ストレートチップみたいに分かりやすく境目が区切られていれば一目瞭然ですが、プレーントゥの場合、サイド、カカトなど明確な区切りがない部分は結構難しいです。
おそらくコレが正解ってものが無いんですよね。
今回は私が実施している鏡面磨きの範囲について紹介したいと思います。
- これから鏡面磨きを始める方!
- 鏡面磨きをすべき箇所が分からない方!
- 鏡面磨きした後、表面が割れた状態になってしまう方!
ワックスは全体に掛けるものではない
とりあえずセオリーですね。
ワックスを全体に掛けるのはNGとされています。
そもそも全体にピカピカしていたらあまりカッコ良くないでが…一番の理由としてはワックス部分が割れてしまうからです。
ワックスが割れるとどう悪いか?
ワックスは柔軟性が無いため割れます。
ワックスだけ割れてくれれば特に問題はありませんが、下手をすると割れたワックスと一緒に、ワックス面の下の革まで割れてしまいます。
ワックスに引っ張られて革も割れてしまうイメージです。もうこうなると…補修もかなり難しくなります。
こういった事態を避けるため、ワックスは革靴を履いている中でも屈折(動き)が無い箇所に限定されます。
鏡面磨きをする箇所は大体決まっています!
ワックスが割れると結構大変なので鏡面磨きをする箇所は大体決まっています。
それが「つま先」と「カカト」です。
つま先
ストレートチップみたいにつま先部分にしっかり境目があると分かりやすいが、問題はプレーントゥの場合です。
私は一番つま先の部分から一番つま先に近いシワまでグラデーションになるようにワックスを掛けるようにしています。
↓こんな感じです。
ポイントとしてはシワギリギリまでギチギチにワックスを掛けない事です。グラデーションにすることによってよりつま先の鏡面磨きを際立たせています。
色分けするとこんなイメージです。最初に赤色部分を重点的に鏡面磨き、少しオレンジ、黄色部分に塗り広げていく感じです。
黄色部分については、ほぼノータッチです。
カカト
次にカカト部分です。
つま先やカカトと違って曲がる事が多い箇所になるのであまりワックスを掛け過ぎないのがポイントです。
イメージはこんな感じです。
カカト部分は芯の部分を中心に鏡面磨きをしていきます。
カカトの膨らんでいる部分から徐々にグラデーションにしていくイメージです。色分けはサイド部分のモノでイメージ出来ると思います。
鏡面磨きの「範囲」を理解したら、次は実際に鏡面磨きを実行してみよう!
範囲を理解したら、次は実際に鏡面磨きをしてみましょう!
鏡面磨きに使うワックスは「サフィールノワール ビーズワックスポリッシュ」と「サフィールノワール ミラーグロス」のコンボがオススメです。
まずはキレイに手入れした革靴を用意。
初めにサフィールノワールビーズワックスポリッシュで下地を作ります。
次にミラーグロスで仕上げ!
下地を作ったらかなり固めのワックス、ミラーグロスで仕上げていきます。
鏡面磨きについてさらに詳しく知りたい方は下記の記事を参照してみてください↓
挫折無し!鏡面磨きを成功させるコツ!
どうも、shiny(シニー)です。 鏡面磨きしていますか? 靴磨きの最終仕上げ、鏡面磨きがうまく出来ると靴の輪郭、表情が全く変わってきます。 なにより鏡面磨きが出来るようになると靴磨きが一段と楽しくな ...
続きを見る
ちなみに鏡面磨き完成するとこんな感じです。
もっとピカピカにしたければ…ミラーグロスを重ねてみてください。
まとめ
今回は今現在私が靴磨きをする時に鏡面磨きをしている「範囲」を紹介させていただきました。
鏡面磨きのやり方を説明しているサイトや動画は結構ありますが、「範囲」を書いたサイトがなかったので色々書かせて頂きました。
参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。