どうも、shiny(シニー)です。
今回はある出来事があったのでリーガルの素晴らしさをお伝えしたいと思います。
ちなみにある出来事とは…後輩に革靴の購入を相談された時のことです。
私は自信を持ってリーガルがおすすめしたのですがなかなか渋った表情。
聞いてみると雑誌等で紹介されている英国製の靴を検討しているとのこと。
なんならちょっとリーガルは恥ずかしいみたい…。
これはいかんですよ!
と、いう事でリーガルがいかに素晴らしい靴メーカーなのかを力説させて頂きます!
- リーガル欲しいけど恥ずかしい。と思っている方!
- 国産の革靴をお探しの方!
- リーガルの中でのどのリーガルを買おうか迷っている方!
でも、思い返せば…
ぶっちゃけ、私にもリーガルを軽んじていた時期があったのは確かですね…。
やっぱり靴は英国製!クロケット&ジョーンズ 買ったぜ〜!みたいな。
お恥ずかしい話ですが、ブランド名でしか靴を見れていなかったですね。
しかし、クロケット&ジョーンズ、ジョンロブ 、エドワードグリーンを経て、ようやく多少は品質(中身)を見れるようになりました。
色々履いて見たからこそ分かるリーガルの素晴らしさを実感しています。
高品質かつ安価!分かりやすく車でいうと革靴業界の「トヨタ」!
トヨタは言わずと知れた日本国内で50%のシェアを誇る自動車業界の王者です。
トヨタの車、どんなイメージですか?品質?カローラ?ランドクルーザー?
私のイメージは、「高品質」で「堅牢なもモノづくり」です!
リーガルは高品質&高い堅牢性を持っている!
靴全体の出来を見てもかなり出来は良いです。
タイプは違いますが、同じ価格帯の靴を比べてみましょう。
左:ジャランスリワヤチャッカブーツ 右:リーガル2235
左のジャランスリワヤの靴、右足の方が若干歪んでいるのが分かりますか?これ、はじめからなんです。
ジャランスリワヤの方は巷でコスパの良い靴として知られています。もちろん靴としてジャランスリワヤもとても良い靴で大好きです。が、履いてみての品質・安心感はリーガルの方が1歩も2歩も先に行っているように感じます。
さらに履き込んで行くと違いは明らかです。
ジャランスリワヤはインソールの剥がれが出たり、紐が蝋引きでなかったりと細かい所で色々修理が必要でしが、リーガル今の所一切不具合無しです!さすがの耐久性!かゆいところに既に手が届いている靴であることを実感しました。
ジャランスリワヤのインソールの剥離
チャッカブーツと2235では比較が難しいですが、逆に同価格帯なら「革は」ジャランスリワヤの方がキメが細かいと思います。が、縫製・堅牢性・履き心地など総合力ではリーガルに軍配が上がるかと思います。
ちなみに比較させていただたい「リーガル2235」は50年近く形が変わっていないリーガルのアイコン的な靴で、超固い革+ダブルレザーソールの堅牢性の代表格と言っても良い位の靴です!
リーガル2235半年レビュー!10年は余裕で履けそう!
どうも、shiny(シニー)です。 表題の通り、リーガル 2235を購入して半年4年が経ちました。今回は追加で4年履いてみてさらに分かったこと、良かったこと・悪かった事などを書いていきたいと思います。 ...
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リーガルが「恥ずかしい」と思われる理由!
ビジネス靴と言えば「リーガル」。おじさんの靴と言えば「リーガル」。こんなイメージを持っているからでは無いでしょうか?
確かにリーガルはガラスレザーのセメンテッド製法の安い革靴も取り扱っています。そして世のサラリーマンのほとんどがその1万円以下のリーガルを履いています。
おそらく恥ずかしいと思ってしまうのはそのイメージが先行してしまっているからです。
本当もったいないですね。
そもそもリーガルは安い靴から高い靴まで販売しています。確かに安いカテゴリーの靴もありますが、高価格帯(と、いっても3万円台)の靴であれば世界的に見ても「中の上」辺りの品質は余裕で確保しています。
全力でおすすめしたいモデル
日本人の足に合った木型を使い、ヨーロッパの上質な革で作った靴がリーガルにもいっぱいあります。
その中でも激推ししたいのがこちら!「01DRCD」です。
まさに「定番」といい意味の「普通」を究極まで高めたモデルです。
奇抜な事をせず全体の品質を高めた「01DRCD」はまさに名作です。
アッパーの革はアノネイ社のカーフを採用しています。
同じアノネイの革で作られた靴を磨いた画像。01DRCDのレベルならこのくらいは簡単に光らせる事が出来ると思います↓
さらなる高み【シェットランドフォックス】
リーガルは、リーガルブランドの他に、さらに作りや革にこだわった靴を「シェットランドフォックス 」というブランドで製造、販売しています。
シェットランドフォックスのコンセプトは、「ブランドに惑わされない、日本人のための日本製の靴ブランド」です。
ブランド名に惑わされない品質をしっかり感じることのできる大人の靴です。
そんなコンセプトにやられて私も一足購入してしまいました。
ムラ感のある革がいい感じです!
リーガルの作り込みが更に良くなった上に、使用している革や製法にもこだわっています。
こちらもリーガルの公式サイトで全てのラインナップを確認することが出来ます。
シェットランドフォックスのシリーズについては下記記事でまとめておりますので、よかったら参考にしてください!
シェットランドフォックスシリーズ総まとめ!
どうも、shinyです。 今回は私の大好きなブランドであるリーガルの上位ブランド、シェットランドフォックスをシリーズ別にまとめてみました。(かなり多かった…。) 私もUチップを一足持っていますが超カッ ...
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同価格帯で海外メーカーがリーガルに勝てない理由
とてもシンプルな話。
一般に販売される輸入靴の場合、大体関税として小売価格の2〜3割が関税として掛かっています。(*個人輸入の場合は対象額が安くなる点、時期によって軽減税率がある場合があります。)
同じ製法、同じ革、同じ給料の人が製造した場合、海外製品は2〜3割高くなります。
そうなんです!!
品質だけを考えた場合、日本で米国靴、英国靴を購入するとどうしても価格が高くなります。
コストベースで考えるなら国産メーカーがオススメです!
それでも海外メーカーが売れる理由、私が買う理由
単純に革の質が良いんです。
やっぱりアノネイ社、ワインハイマー社などヨーロッパ圏に主要なタンナーがあるからだと思います。
歴史的に良い革を優遇しているのかもしれませんね。
もちろんシェットランドフォックスのレベルだと本当に海外メーカーの10万円以上のレベルと遜色はありませんが…海外メーカー品が欲しくなったりします。
シチュエーション別おすすめリーガル
就活生&新入社員【リーガル01TRCE】
就活中の方や新入社員の方はなかなかビジネスの場にふさわしい靴がどのようなものか分かりづらいと思います。
絶対的に外さない靴は「黒のストレートチップ」です。黒のストレートはビジネスから冠婚葬祭までどこに履いて行っても間違いありません。
そしてストリートチップの中でもソールはラバーソールがおすすめ。ラバーソールにすることにより晴れの日だけではなく、雨の日まで対応可能です。
特に「01TRCE」はゴアテックスを採用したモデルで雨にもかなり強いモデルになっています。アッパーの革は国産カーフを採用。定番・王道の形状は流行りに左右されず永く履けること間違い無しです。
30代の中堅社員【リーガル 01DRCD】
ある程度仕事も慣れてきて部下も出来た頃、若い部下におすすめの靴を聞かれたりします。そんな時、自分が履いている靴がこだわりの靴だとカッコいいですよね。
私が30代中堅社員におすすめする靴はこの記事の中盤にも紹介させて頂いた「01DRCD」です。
取引先の接待の時にかっこ悪い靴を履くわけには行かないし、あまり目立つのもNG…ってときにも大活躍!
40代の管理職【シェットランドフォックス ブラッドフォード】
40代以上におすすめなのは「シェットランドフォックス」です。
心の余裕もあり、部下からも尊敬される上司は身なりもキチンとしています。そんな余裕のある大人にピッタリの靴です。
シェットランドフォックスにも色々なモデルがあります。特におすすめなのが下記のモデル。
シェットランドフォックスの中堅グレード。ソールにもこだわるのがこのレベルです。
50代の管理職または経営者
このあたりのビジネスレジェンドにはぜひシェットランドフォックスの最高峰、「ケンジントンⅡ」を履いて頂きたいです。
ちなみに「ケンジントンⅠ」は革の入手が難しくなったため廃盤。但し、現採用の革も最高峰と言っても良いレベルです。
製法は「グッドイヤー+セミマッケイ」ソールのくびれの部分がマッケイであとはグッドイヤーです。この工法を取ることにより土踏まずのあたりにかなりくびれが出来ます。エレガントさMAX!
カジュアルでおすすめのリーガル
リーガルはカジュアルでも素晴らしいモデルがあります。
それがリーガルの「2235」!(2235贔屓で申し訳ないです。)
スーツにもジーンズにピッタリでかなり汎用性が高いモデルです。私が持っているのはブラウンのモデルです。
履き始めはかなり固めですが、履いていくうちにかなり柔らかくなります。超おすすめの一足ですね。
リーガルの名品【2235】はスーツにもカジュアルにも合う!
どうも、shiny(シニー)です。 投稿したリーガルの2235の購入記事が消えてしまったので再掲させて頂きます。 いや〜記事が消えるとなかなかシンドイですね。バックアップは一応取ってあるのですが、色々 ...
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追記!リーガル【01TRCE】遂に購入しました!
上記でおすすめさせていただいたゴアテックスの01TRCE購入しました!
新入社員ではないおじさんなので…ブラウンをチョイス!
アッパーの革は国産カーフ。
ソールはカットが入っていて最初から抜群の履き心地です!
サイズは23.5cmチョイスですが、普段は24.5cmを履いています。(やっぱりリーガルはサイズ感注意!)
製法はグッドイヤーウェルトなのでソール交換OK!
リーガルはこういったハイテク革靴から伝統的なクラシックタイプまで幅広くリーズナブルなのが良いですね。
01TRCEの防水性に磨きをかける手入れ!
01TRCEはゴアテックスで防水するタイプなので、実は革自体は普通の革靴と同じです。
なので…フッ化樹脂入りのクリーム&防水スプレーで革自体に防水性を持たせる手入れをしてみました!
まずは、フッ化樹脂配合の乳化製クリームコロニル1909シュプリームクリームデラックスを塗布!
国内品と並行輸入品がありますが、並行輸入品で十分です。価格が全然違う…。
防水スプレー↓
仕上げは同じくコロニル1909で相性抜群のプロテクトスプレー!
大切な革靴にはやっぱりコレです!
途中ワックスも使ってしっかり仕上げました!
完成するとこんな感じ↓
やはりコロニル1909の防水セットは最強ですね!
一連の手入れの方法の詳細はコチラから!
これでおそらく世界最強クラスの防水本格革靴の出来上がりです。
しかし、この靴の強みは雨の日だけではありません。
ゴアテックの通気性は晴れの日でも健在!全然蒸れません!
雨の日は雨から守り、晴れの日も蒸れから守ってくれる01TRCE!
こんな万能靴をも作ることが出来るリーガル…恥ずかしいなんてあり得ないですね!
やっぱりリーガル、超おすすめです!
【2022年6月追記】リーガルのグッドイヤーウェルト製法&ゴアテックスはやっぱりすごかった!
リーガルのゴアテックス、【01TRCE】を購入してから約半年経ちましたので気づいた点を追記させていただきます。
まず、履き心地がかなり良くなりました。
もちろん革が柔らかくなったのもありますが、グッドイヤーウェルト製法の沈み込みのおかげで、しっかり足にフィットしてくれています。
カカト部分の沈み込み↓
次に、細かい箇所ですが…ロウ引きの靴紐がかなりいい感じです。
初期の付属の靴紐が大体すぐに替えたくなるほど緩くなってしまうのですが、01TRCEは初期の靴紐のスペックが高いですね。これはありがたい!
最後にゴアテックスの防水性ですが…これはもう言う事無しです!
わざと大雨の日に履きましたが、革自体に少し水が染みたものの、中には全く染みませんでした!流石ゴアテックス!
引き続き継続して雨の日の効果は検証していきます!
リーガル&シェットランドフォックスはサイズに注意!
リーガルはサイズ感がかなり特殊です。
私の場合、スニーカーが25.0cm、革靴の場合24.0〜24.5cmですが【2235】と【01TRCE】は23.5cmを履いています。(それでも少し大きく感じるくらい。)
ネット販売は安く買えますが、サイズがバッチリ分かっている場合でないとなかなか厳しいです。
そこでオススメしたいのがリーガルの公式オンラインショップ!
基本的に使用していなければ返品可能なので、靴を購入するにあたり一番心配な「サイズ選び」を間違いなく行う事が出来ます。
また、店舗に無いシリーズ&サイズがオンラインショップにはしっかりあるので絶対的に安心感があります!
シリーズ選び、サイズ選びに絶対失敗したくない方&妥協したく無い方は特にオススメ!
まとめ
今回は、リーガルを少し恥ずかしいと思っている方向けに、リーガルの素晴らしさについて書かせて頂きました。
まだまだ全然書ききれないくらい、リーガルは素晴らしい靴メーカーです。
ちなみに冒頭紹介させて頂いた後輩はリーガルの「02DRCD」を買いました。
見せて貰いましたが、やはり造り・革質共にとても良い靴でした。本人もかなり気に入ったようです。
品質とコスパのリーガル!ブランド名に流されない、本物志向の方に超オススメです!
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。