どうも、shinyです。
靴磨きってどのくらいの頻度ですると一番効果的なのか??なかなか判断が難しいですよね。
磨いた次の日にまた磨き直してみたくなったり、逆に仕事が忙しくて2〜3ヶ月放置してしまったり…私もかなり悩んだ結果、「大体1ヶ月に1回」という目安で落ち着いています。
履いた回数はあまり気にしていません。履いていなくても水分、油分は抜けるので!
靴磨きの頻度にお悩みの方!是非参考にしてみてください!
- 靴磨きの頻度を知りたい!
- もっと手入れしたいけど大丈夫??
- 手入れ後すぐに小キズが出来てしまった!
靴磨きは「毎回の手入れ」「月一回の手入れ」「半年に一回の手入れ」の三種類!
靴磨きを3つのカテゴリーに分けて考えています。
それが、「毎回の手入れ」「月一回の手入れ」「半年に一回の手入れ」です。
- 「毎回の手入れ」→履いた後必ず行う手入れ!
- 「月一回の手入れ」→いわゆる一般的な靴磨きです!
- 「半年に一回の手入れ」→普通の靴磨きでは中々手を出せないかなりしっかり目の手入れ!
「毎回の手入れ」
履いたら毎回全体をブラッシングします。理由は2つ。
- 水分と油分を奪ってしまう小さな砂やホコリの除去
- 小キズを目立たなくする
やり方は超簡単!1〜2分で終わる作業ですが、かなり効果が高いので超おすすめです!
それでは早速手入れの方法を紹介させて頂きます。
【毎回の手入れ:その①】シューキーパーを入れる
まずは靴のシワを伸ばすためシューキーパーを入れます。
革は汗で蒸れて柔らかい状態になっています。乾燥していく過程で革が硬化していくので早めにシューキーパーを入れてシワを伸ばした状態にすることをおすすめします。
シューキーパーを入れ無いと甲の部分が曲がった状態で革が固まってしまうので必須項目です。
超コスパシューキーパーを使っているのでお披露目
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使用しているシューキーパーは激安シューキーパーです。
金属のバネ部分が2本になっている木製のタイプがおすすめです。
【毎回の手入れ:その②】柔らかい化繊ブラシで全体をグラッシング
全体を柔らかいブラシでブラッシングします。馬毛ブラシか化繊ブラシがオススメです。私は馬毛ブラシより柔らかい化繊のブラシを使っています。
写真で使っているのは下記の化繊ブラシです。
このブラッシング工程は馬毛ブラシでもOKです。
【毎回の手入れ:その③】硬めのブラシで靴底をブラッシング
固めのブラシでソールの裏をブラッシングします。
この工程は特に靴の寿命に大きな影響は無いですが、少し大きめの石が食い込んでいくのを食い止めることが出来たり、オールソールの時期をハッキリ掴むことが出来るようになります。
何より愛着が湧きますよ!
靴底専用ブラシも出ていますが、固めの安い豚毛ブラシで十分です。
下記、「毎日の手入れ」について詳しく書いていますので是非読んで見てください。
毎日の手入れはこれだけでOK!
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「月一回の手入れ」
いわゆる「靴磨き」と言われるものがこの手入れです。月一回の手入れは油分・水分を補充して靴を長持ちさせるために不可欠な工程となります。
あまり頻繁に手入れしすぎると革が柔らかくなりすぎて耐久性が落ちますし、逆に手入れの期間が空きすぎると革が割れてしまいます。
【月一回の手入れ:その①】靴紐を外してシューキーパーを入れる。
クリームを塗布するため靴紐を外してシューキーパーを入れます。シワが深いとクリームを塗布することが出来ないのでシューキーパーを使ってしっかりとシワを伸ばします。
写真はスコッチグレインの純正シューキーパーですが木製のものがおすすめです。
【月一回の手入れ:その②】馬毛ブラシで全体をブラッシング
柔らかい馬ブラシでホコリを落とします。
使用しているのは下記の馬毛ブラシです。
取手の部分が大きく、おすすめのブラシです。
【月一回の手入れ:その③】リムーバーで汚れを落とす。
リムーバーを使って古いクリームとワックスを落とします。
ステインリムーバーをしっかり振ってから、布にステインリムーバーを染み込ませて全体を優しく撫でていきます。
つま先にワックスをかけている場合は重点的に落とします。
【月一回の手入れ:その④】乳化性クリームを塗布
乳化性クリームを全体に塗布します。塗り方は指で全体に塗布するのがおすすめです。体温柔らかくなったクリームはより薄く塗布することが出来るようになります。
コバの細かい箇所はペネトレイトブラシで塗るのがおすすめ!
コバなど指が届かない箇所はペネトレイトブラシを使うとキレイに塗布出来ます。
私が使用しているのは、モウブレイのペネトレイトブラシ!
コシが強くて細かいところまでクリームを塗布する事が出来るので重宝しています。
おすすめです!
【月一回の手入れ:その⑤】豚毛ブラシでブラッシング
余分なクリームを落とす作業です。ツヤが出るまで全体をブラッシングします。
豚毛ブラシは激安品を使い続けています。コスパ最強!
クリームを均すので、色ごとにブラシを揃えておくと便利です。
【月一回の手入れ:その⑥】ワックス掛け
つづいて、つま先とカカト部分にワックスを掛けていきます。
いわゆる鏡面磨きです。なかなか難しい技術ではあるので下記に失敗しない鏡面磨きの記事を紹介させて頂きます。鏡面磨きを早く取得したい方におすすめ。
挫折失敗なし!鏡面磨きのコツ!
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使用しているワックスはこちらです↓
完成
つま先はこんな感じです!
「半年に一回の手入れ」
半年に1回のタイミングで「月一回の手入れ」に追加して、コバと靴底の手入れをします。
【半年に一回の手入れ:その①】コバ手入れ
コバインキでコバの色を塗ります。見た目に引き締まって見えるので少し古くなったな〜と思ったら是非やってみてください。
【半年に一回の手入れ:その②】リムーバーで汚れ落とし
リムーバーで汚れを落とします。モウブレイのステインリムーバーを使っています。
【半年に一回の手入れ:その③】コバインキを塗布
コバインキを塗布します。乾いてからもう一度塗る二度塗りがおすすめです。
【半年に一回の手入れ:その④】ワックス掛け
コバインキは水性なのでそのままでは雨に濡れただけで溶けてしまいます。そこで油性のワックスを重ねる事で水に溶けてしまうのを防ぎます。アッパーのワックス掛けと一緒にすると効率的です!
印象がガラリと変わる!コバインキの使い方!
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【半年に一回の手入れ:その⑤】レザーソールの手入れ、まずはレザーソールをキレイにブラッシング
レザーソールは革なので削れやすいです。特に乾燥した秋冬は注意が必要!ということで乾燥しやすい時期の前にレザーソールに油分を補給する手入れがおすすめです。
まずはソールの裏の小石やホコリを落とすため固めのブラシでブラッシングしてからリムーバーでキレイにします。
【半年に一回の手入れ:その⑥】タピールのレザーソールオイルを塗布
レザーソール専用のオイルを塗布します。
刮莎棒でゴリゴリする
刮莎棒というマッサージ用の棒で靴底をグリグリ押します。これで革の密度が高まって耐摩耗性が高まります。
まとめ
今回は「靴磨きの頻度」をテーマに記事を書かせて頂きました。まとめるとこんな感じです。
- 「毎日の手入れ」→全体をブラッシングするだけの簡単手入れ!
- 「月一回の手入れ」→油分・水分補給!月一回以上はやりすぎ!
- 「半年に一回の手入れ」→「月一回の手入れ」にコバとソールのお手入れをプラス!
特に「毎日の手入れ」と「月一回の手入れ」は永く使うためには必須の手入れになるのでしっかり実施していただくことをおすすめします!
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。